人気装備を標準で組み込んだプジョーSUVの特別仕様車「CROSSCITY BlueHDi」を7名乗りの5008にもラインアップ

2020年6月2日新車ニュース大貫直次郎

プジョーの3列シート7名乗りSUV「5008」に街とオフロードの両方でより上質なドライビングを楽しめることをコンセプトとして機能と装備を充実させた特別仕様車の「5008 CROSSCITY BlueHDi」を設定

　グループPSAジャパンは6月1日、プジョー・ブランドの3列シート7名乗りSUV「5008」に特別仕様車の「5008 CROSSCITY BlueHDi」を新設定し、同日より発売した。車両価格は504万9000円に設定する。

▲プジョー5008 CROSSCITY BlueHDi　価格：8SAT504万9000円　全長4640×全幅1840×全高1650mm　ホイールベース2840mm　乗車定員7名　足もとには18インチアロイホイール(LOS ANGELES)＋225/55R18マッド＆スノータイヤを装着。日本導入モデルのハンドル位置は右

　今回の特別仕様車は、前記事で紹介した「3008 CROSSCITY BlueHDi」と同様、5008のディーゼルエンジンモデルである「5008 BlueHDi」をベースに、街とオフロードの両方でより上質なドライビングを楽しめることをコンセプトとして機能と装備を拡充させたことが特徴である。

*▲搭載エンジンはDW10型1997cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボ。最高出力は177ps/3750rpm、最大トルクは400N・m/2000rpmを発生する*

*▲アドバンスドグリップコントロール（ヒルディセントコントロール付）を装備して走破性を高めた*

　まず機構面では、パワートレインにDW10型1997cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン（177ps／400N・m）＋EAT8（8速AT）を搭載したうえで、アドバンスドグリップコントロール（ヒルディセントコントロール付）を標準で組み込んで悪路走破性をより高める。また、足もとには18インチアロイホイール(LOS ANGELES)＋225/55R18マッド＆スノータイヤを装備した。

*▲コンパスをモチーフとしたCROSSCITYコンパスロゴを左右フロントフェンダーおよび左右Bピラ－リアドア側（ステッカー）に貼付*

　エクステリアに関しては、コンパスをモチーフとしたCROSSCITYコンパスロゴ（左右フロントフェンダーおよび左右Bピラ－リアドア側ステッカー）やクロームドアミラーなどを配してフレンチSUVならではの存在感をアップ。同時に、ハンズフリー電動テールゲートやパノラミックサンルーフ（電動メッシュシェード付）、フロントドアステップガードを標準採用して機能性を高めた。なお、ボディサイズは全長4640×全幅1840×全高1650mm／ホイールベース2840mmに設定。外板色はアルタンス・グレー／パール・ホワイト／エメラルド・クリスタル／ビアンカ・ホワイトの4タイプを用意している。

*▲外板色はアルタンス・グレー（写真）／パール・ホワイト／エメラルド・クリスタル／ビアンカ・ホワイトの4タイプをラインアップ*

*▲乗員の開放感をアップさせるパノラミックサンルーフ（電動メッシュシェード付）を標準で設定*

　内装については、グリーンステッチ入りインテリア（シート／ドアトリム／ステアリング）やアルカンタラ／テップレザー表皮シート（グレー）、アルミペダル、フロアマットなどを組み込んで、上質かつシックな室内空間に仕立てる。また、運転席メモリー付電動シート＆マルチポイントランバーサポートやフロントシートヒーター、シートバックテーブル、2列目サンブラインドを採用して快適性をいっそう引き上げた。