ヘリテージスタイルを現代に継承するケータハム・スーパー・セブンの新グレード「1600」が日本上陸

クルマの楽しさと華々しさを反映したレトロデザインを纏うケータハム「スーパー・セブン1600」が日本で発売。車両価格は621万5000円

 エスシーアイ株式会社およびケータハムカーズ・ジャパンは6月5日、ケータハム・スーパー・セブンに「スーパー・セブン1600」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は621万5000円に設定する。

▲ケータハム「スーパー・セブン1600」 価格:5MT621万5000円 全長3380×全幅1575×全高1115mm ホイールベース2225mm 乗車定員2名 パワーユニットにはフォード製「シグマ(Sigma)」1.6Lエンジンの1596cc直列4気筒DOHC16V(135ps/165N・m)を搭載する
▲ケータハム「スーパー・セブン1600」 価格:5MT621万5000円 全長3380×全幅1575×全高1115mm ホイールベース2225mm 乗車定員2名 パワーユニットにはフォード製「シグマ(Sigma)」1.6Lエンジンの1596cc直列4気筒DOHC16V(135ps/165N・m)を搭載する

 今回新たに導入されるケータハム「スーパー・セブン1600」は、2016年と2017年に限定発売した「セブン・スプリント」と「スーパー・セブン・スプリント」のヘリテージモデルの大成功を受け、レトロ的な刺激を受けた豪華なフィニッシュ、さらにドライビングフィールとパフォーマンスの向上を鋭意果たしたことが特徴である。

▲フレアードフロントウイングや14インチClassicアロイホイール、スペアホイール&キャリア、ヘリテージペイントフィニッシュなどを採用してレトロ的なスポーツカースタイリングを構築する。写真のボディカラーはトスカニーレッド
▲フレアードフロントウイングや14インチClassicアロイホイール、スペアホイール&キャリア、ヘリテージペイントフィニッシュなどを採用してレトロ的なスポーツカースタイリングを構築する。写真のボディカラーはトスカニーレッド

 エクステリアに関しては、多くのレトロ的な装備とスタイリングを導入したことがトピック。具体的には、フレアードフロントウイングや14インチClassicアロイホイール(タイヤサイズ185/60R14)、スペアホイール&キャリア、ヘリテージペイントフィニッシュなどを採用する。標準仕様のボディサイズは全長3380×全幅1575×全高1115mm/ホイールベース2225mmに設定。ボディカラーはレーシンググリーンやカリビアンブルー、トスカニーレッド、サクソニーグレー、セレンゲティオレンジ、ボルドーレッド、オックスフォードワイトの計7色をラインアップし、さらにノーズバンドやボンネットストライプ、ロールバーなどのカラーも選択可能とした。

▲インテリアもレトロスポーツカーの要素を随所に取り入れ、エレガントなウッドリムステアリングホイールやクラシックに仕立てたレザー内装(写真はバーチホワイト)、フルーティングパターンのシート、SMITHS製のクロームメーターパネルなどを組み込む
▲インテリアもレトロスポーツカーの要素を随所に取り入れ、エレガントなウッドリムステアリングホイールやクラシックに仕立てたレザー内装(写真はバーチホワイト)、フルーティングパターンのシート、SMITHS製のクロームメーターパネルなどを組み込む

 内包するインテリアもレトロスポーツカーの要素を随所に取り入れ、エレガントなウッドリムステアリングホイールやクラシックに仕立てたレザー内装、フルーティングパターンのシート、SMITHS製のクロームメーターパネルなどを組み込む。また、レザーカラーはブラック、バーガンディ、バーチホワイト、ビスケットベージュ、アドミラルティブルー、ジンシャーの計6タイプを設定した。

▲カリビアンブルーのボディカラーにホワイトのノーズバンド、ビスケットベージュのレザー内装、ブラックのロールバーで仕立てた1台
▲カリビアンブルーのボディカラーにホワイトのノーズバンド、ビスケットベージュのレザー内装、ブラックのロールバーで仕立てた1台

 オプション装備の豊富さもスーパー・セブン1600の訴求点で、駆動系にはLSDなどを、足回りにはスポーツサスペンションパックやトラックサスペンションパック、14インチClassicカスタムペイントアロイホイール、ベンチレーテッドフロントディスク+4ピストンキャリパーなどを、ウェザープロテクションにはトノカバー(ビニール/モヘア)やサイドスクリーンアームレスト、ハーフフード(ビキニトップ)などを用意。ユーザー好みの軽量クラシックオープンスポーツに仕立てられるよう配慮している。

▲レーシンググリーンのボディカラーにホワイトのノーズバンド、バーガンディのレザー内装、ブラックのロールバーを纏った仕様
▲レーシンググリーンのボディカラーにホワイトのノーズバンド、バーガンディのレザー内装、ブラックのロールバーを纏った仕様

 肝心のパワーユニットには、フォード製「シグマ(Sigma)」1.6Lエンジンの1596cc直列4気筒DOHC16Vを搭載。最高出力は135ps/6800rpm、最大トルクは165N・m(16.8kg・m)/4100rpmを発生する。トランスミッションには5速MTをセットし、オーソドックスに後輪を駆動(FR)。車重を565kgと軽量に抑えた効果で、公表最高速度は195km/h、0→100km/h加速は5.0秒を発揮する。一方、シャシー面に関してはシリーズ3と称するナローボディを標準採用し、より快適で安定した走行を演じるシリーズ5のワイドボディをオプションで設定した。

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