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「プラグインハイブリッド研究」トヨタRAV4・PHVは、プリウスPHVといったいどこが違うのか

Writer:河村康彦 Photo:小久保昭彦

トヨタ・プリウスPHV・Aプレミアム・ナビパッケージ 価格:THS 434万5000円 試乗記

トヨタ・プリウスPHV・Aプレミアム・ナビパッケージ 2019年5月に各部改良 JC08モード満充電時EV走行可能距離68.2km/HV時燃費37.2km/リッター 駆動用バッテリーは8.8kWh仕様 FFレイアウト
トヨタ・プリウスPHV・Aプレミアム・ナビパッケージ 2019年5月に各部改良 JC08モード満充電時EV走行可能距離68.2km/HV時燃費37.2km/リッター 駆動用バッテリーは8.8kWh仕様 FFレイアウト

パフォーマンス派のRAV4に対し、プリウスは環境・効率指向

 プリウスPHVは、RAV4とともにトヨタ最新の新ボディ骨格を採用。プラグインハイブリッドの基本的なシステム構成は、RAV4と多くの共通項を持つ。組み合わされるエンジンはRAV4の2.5リッターに対して1.8リッター、フロントモーターの最高出力は134kWhに対して72kWと、いくつかの部分ではハードウエア上でも明確な差が存在する。

 中でも、搭載バッテリーの容量に2倍以上の開きがあるのは、「ハッチバックとSUV」というボディ形状の違いが大きく影響している。結果、両車のシステム出力はRAV4の225kWに対してプリウスは90kW。「パフォーマンス派PHV」と「エフィシェント派PHV」というキャラクターの差が、スペック上でも明確になっている。

全長×全幅×全高4645×1760×1470mm 車重1530kg 空気抵抗が少ないエアロスタイル リアゲートは軽量カーボン製

軽量ボディの利点で軽快な走りを実現。プリウスの駆動方式はFF

 プリウスの走りはスムーズ。通常の街乗りシーンであれば、「モーターのみの加速力」で不足を感じる場面はまずない。RAV4よりも400kg近く軽い車重の利点で、モーター出力が小さくても、十分に実用的な加速力が得られる。圧倒的にスムーズで静かな走りは魅力的。満充電時のEV走行可能距離はJC08モードで68.2kmに達する。

 駆動方式はFF。後輪をモーターで駆動する4WDのRAV4に対して、FFのみという設定はプリウスのウイークポイント。オールラウンド性という面で課題が残る。これは「後輪用モーターのスペースは確保できるが、制御するインバーターの置き場がない」のが理由という。

(注:RAV4・PHVは現在受注ストップ中、再開は未定です)

インパネ形状はプリウスと共通 ナビは11.6インチ縦長デザイン 室内色は黒とグレーを設定 ハンドリングはマイルド ステアリング操舵力は軽め
室内長2110mm Aプレミアムは本革シート標準 運転席は電動調節式 最新モデルの後席は3名掛け 乗車定員は5名
荷室は後席使用時9.5インチゴルフバッグが 2セット積める 床面は高めの設定
1797cc直4DOHC(98ps)+モーター(72ps+31ps) パフォーマンスは実用指向 スムーズな走りが楽しめる
195/65R15タイヤ+キャップ付きアルミ標準 足回りはソフト
ヘッドライトは先進デザインのLED

トヨタ・プリウスPHV・Aプレミアム・ナビパッケージ 主要諸元

グレード=Aプレミアム・ナビパッケージ
価格=THS 434万5000円
全長×全幅×全高=4645×1760×1470mm
ホイールベース=2700mm
トレッド=フロント1530×リア1540mm
車重=1530kg
エンジン=1797cc直4DOHC16V(レギュラー仕様)
最高出力=72kW(98ps)/5200rpm
最大トルク=142Nm(14.5kgm)/3600rpm
モーター最高出力=53kW(72ps)/23kW(31ps)
モーター最大トルク=163Nm(16.6kgm)/40Nm(4.1kgm)
動力用電池総電力量=8.8kWh
充電電力使用時走行距離=68.2km
ハイブリッドJC08モード燃費=37.2_km/リッター(燃料タンク容量43リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=195/65R15+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=5名
最小回転半径=5.1m

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