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「プラグインハイブリッド研究」トヨタRAV4・PHVデビュー後、あらためて見る三菱アウトランダーPHEVの完成度

Writer:河村康彦 Photo:小久保昭彦

三菱アウトランダーPHEV・Gプレミアムパッケージ 価格:499万1800円 試乗記

三菱アウトランダーPHEV・Gプレミアムパッケージ 2018年秋にPHEVシステムを大幅リファイン 満充電時WLTCモードEV走行可能距離は57.6㎞ 駆動方式は4輪駆動力制御4WD
三菱アウトランダーPHEV・Gプレミアムパッケージ 2018年秋にPHEVシステムを大幅リファイン 満充電時WLTCモードEV走行可能距離は57.6㎞ 駆動方式は4輪駆動力制御4WD

プラグインハイブリッドのパイオニア。2018年秋に各部を大幅改良

 アウトランダーPHEVは、2012年末に発売されたロングライフモデルである。2018年秋に駆動用バッテリーの容量を増すとともに、リアモーター出力を10%以上アップ。組み合わせるエンジンを2リッターから2.4リッターユニットに変更するなどの大幅なリファインを実施した。メカニズムの大幅刷新にまで踏み込んだ積極的な改良で、現在でも高い商品性をキープしている。日本におけるプラグインハイブリッドのパイオニアであり、ベストセラーだ。

 満充電時のEV走行可能距離は57.6km。日常領域で洗練されたパフォーマンスが味わえ、4輪の駆動力を緻密に制御したハンドリングの完成度も高い。日本のSUVの中でトップレベルの「ドライバーズカー」である。

全長×全幅×全高4695×1800×1710mm 車重1910kg 最低地上高190mm

EVの一種として開発。アウトランダーは急速充電に対応

 トヨタと異なって「PHEV」を名乗るのは、「EVの一種」というイメージを強調する狙いがあるからだ。また、RAV4とは異なり急速充電に対応している。これはピュアEVのi-MiEVの導入を計画した三菱自動車が、チャデモ方式の急速充電規格の普及を強力に推進したという経緯も関係しているのだろう。

 動力性能面を筆頭にEV航続距離や燃費性能は、さすがに最新モデルのRAV4に対して劣勢は否めない。
 価格という点ではアドバンテージを持つものの、各部のリファインではなく、「完全な刷新」への期待が高まる時期を迎えている、といえそうだ。

(注:RAV4・PHVは現在受注ストップ中、再開は未定です)

室内の作りは上質 静粛性は全域ハイレベル スマホ連携ナビ標準 ハンドリングはしっかりした設定
室内長1900mm キルティング仕上げ本革シート標準 乗り心地はしなやかな快適指向
後席はダブルフォールディング式 荷室最大長1740mm リアゲートは電動式
2359cc直4DOHC16V(128ps)+モーター(フロント82ps/リア95ps)で構成 HV時WLTCモード燃費:16.4km/リッター
ヘッドライトとフォグはLEDで統一 オートハイビーム標準
シンプル意匠 パワーメーターはシステム状況をリアルに表示

三菱アウトランダーPHEV・Gプレミアムパッケージ 主要諸元

グレード=Gプレミアムパッケージ
価格=499万1800円
全長×全幅×全高=4695×1800×1710mm
ホイールベース=2670mm
トレッド=フロント1540×リア1540mm
最低地上高=190mm
車重=1910kg
エンジン=2359cc直4DOHC16V(レギュラー仕様)
最高出力=94kW(128ps)/4500rpm
最大トルク=199Nm(20.3kgm)/4500rpm
モーター最高出力=フロント:60kW(82ps)/リア:70kW(95ps)
モーター最大トルク=フロント:137Nm(14.0kgm)/リア:195Nm(19.9kgm)
WLTCモードEV走行換算距離=57.6km
WLTCモードハイブリッド燃費=16.4km/リッター(燃料タンク容量45リッター)
(WLTC市街地/郊外/高速道路=15.4/16.8/16.8km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=225/55R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.3m

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