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「最新モデル試乗」ウルトラマン顔と評判!注目のトヨタ・ヤリスクロスをこれからの本命と考える理由

Writer:山本シンヤ Photo:TOYOTA

トヨタ・ヤリスクロス 価格:179万8000~281万5000円 試乗記

トヨタ・ヤリスクロス・ハイブリッドZ(4WD) 価格:THS 281万5000円 ボディ下部のクラッディングパーツがアクティブな印象を演出 Zは最上級仕様 18インチアルミをはじめ装備充実 FF仕様は258万4000円
トヨタ・ヤリスクロス・ハイブリッドZ(4WD) 価格:THS 281万5000円 ボディ下部のクラッディングパーツがアクティブな印象を演出 Zは最上級仕様 18インチアルミをはじめ装備充実 FF仕様は258万4000円

外観はヤリスとは別もの! 18インチアルミがカッコいい

 ヤリスクロスは、トヨタが激戦区のコンパクト・クロスオーバー市場に導入する世界戦略車。今回は「ほぼ量産モデル」のプロトタイプを袖ヶ浦フォレストレースウェイで試乗した。

 エクステリアはスタイリッシュで伸びやか。写真を見たときから「ヤリスとは別モノ」と感じていたが、太陽光の下で見ると、ワンクラス上の印象だ。ウルトラマン(!?)を彷彿とさせる力強く精悍なフロントマスク、大胆なサイドのクラッディング処理、ハリアーのようなクビレからつながるリア回りなど、オン/オフどちらにも映えるデザインと感じた。ただし上級グレード用18インチアルミはカッコいいが、16インチアルミはコンサバな印象でちょっとガッカリ。ボディカラーはモノトーン8色、ツートーン7種と豊富。個人的にはコントラストがはっきりとした、ホワイトボディとブラックルーフの組み合わせが気に入った。

 インテリアもヤリスとは異なる。センターに大型液晶を用いたメーター(下位グレードはヤリスと同じ2眼)と、SUVの骨太さを表現したセンターコンソールは独自デザイン。ブラウンのインテリア色は大人の印象だ。電子パーキングブレーキ採用は朗報で、カップホルダーはバッグ置き場としても活用できる工夫が施されている。
 ボディサイズは全長×全幅×全高4180×1765×1590mm。ホイールベースはヤリス比+10mmだが、フロントのタイヤ位置変更によるもので居住性に影響はない。

ヤリスクロスは1.5リッターガソリン(120ps)と1.5リッターハイブリッド(システム出力116ps)の2シリーズ それぞれにZ/G/Xをラインアップ ガソリンにはシンプル装備のX・Bパッケージを設定する 価格は179万8000~281万5000円

パッケージング優秀、後席も広い。走りはハイレベル

 パッケージングは優秀。前席優先と思いきや、後席スペースも十分広い。ルーフライン変更でヤリス比で頭上スペースが増し、アップライトな着座設定により足元も十分な空間が確保されている。広大とはいえないが170cmの乗員が座っても窮屈に感じることはなかった。ラゲッジスペースもよく考えられている。クラストップの収納力が確保され、40対20対40の3分割シートやデッキボードで多彩なアレンジが可能。「あれっ、こんなに積めるの?」と驚くレベルだ。このクラスでは珍しい、ハンズフリー機能付き電動リアゲートも便利である。

 パワートレーンはガソリンが1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジン(120ps/145Nm)と発進ギアを持つダイレクトCVT。ハイブリッドは1.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたシステム出力116psの「進化型THS―2」。どちらもFFと4WDが設定され、ガソリン車は路面状況に応じて3モードが選べるマルチテレインセレクト、ハイブリッドは独立した後輪モーターを用いたE-Fourを採用。SUVの機能をしっかり備えている。

 走りはハイレベル。軽快で小気味よいガソリン、エンジン+モーターによる力強さと自然なフィーリングが魅力のハイブリッド……という印象はヤリスと同じ。ただし車両重量増のため、俊敏性はやや控えめ。とくに4WDモデルは、アクセル開度が大きいシーンで「モアパワー」を感じた。
 プラットフォームは、ヤリスと共通のGA-B。クロスオーバー化による全高や重心アップのハンデを、トレッド拡大とタイヤサイズの変更でカバー。加えて、TNGAのアップデートが行われ、第3世代EPS制御やサスペンションの見直しが実施された。

ヤリスクロスはヤリスをベースに独自の個性を放つ独立モデルとして開発 エクステリアは伸びやかでヤリスより上級な印象 ボディカラーは多彩 モノトーン8色/ツートーン7種の計15タイプから選べる 駆動方式はFFと4WD

気持ちのいいハンドリング。快適性は高水準

 ハンドリングは高水準。今回はSUVをサーキットで試乗するという非日常体験だったが、ヤリスクロスのワクワク感はヤリスと同様だった。気持ちよく走る。タイヤの状況が理解しやすい直結感のあるステアリングフィール、ロールスピードと量が上手にコントロールされたクルマの動き、素直にノーズが入っていくフロントと安心感あるリアとのバランスは見事。サーキットでも楽しめる実力の持ち主だ。高い運動性能は、日常の安心感につながるに違いない。

 駆動方式で走りの印象は若干異なり、4WDのほうがリアサスの動きは素直。4本のタイヤがより効果的に使えている印象だった。
 舗装状態のいいコースだったので乗り心地は断定ができない。意図的に縁石を踏んで走らせると、しっとり感と優しい吸収性が印象的だった。快適性はヤリスよりワンランク上かもしれない。

 ヤリスクロスはヤリス・ファミリー共通の基本性能の高さに、独自の機能やデザインを備えた魅力的な発展バージョン。ライズとC-HRをラインアップするトヨタのコンパクト・クロスオーバーの中で、デザイン、ユーティリティ、走りのバランスはピカイチ。売れない理由が見つからない。人気モデル確定である。

ハンドリングは高水準 サーキットでも楽しめる実力の持ち主 優れた運動性は高い安心感の源泉 足回りはしなやか しっとり感と優しいショック吸収性が印象的 最新トヨタ車共通の上質な走りが味わえる
インパネはヤリスと共通イメージ 良好な視界と各種コントロールの操作性を目指した センターコンソールは専用デザイン シックなブラウンの室内色を設定
後席着座ポジションはアップライト ルーフ回りの空間を含め開放感が高く居住性良好 快適にすごせる
後席シートバックは3分割形状 中央部を倒すだけでスキーなど長尺物が積める便利設計
後席を立てた状態の荷室幅×長は1400×820mmとクラストップ級 ゴルフバッグが2個積める
デッキボードは高さ調節式 荷室高は最大850mm 大型スーツケースを積んでも後方視界を妨げない
センターコンソールにフルオートACとシートヒーターのスイッチを配置 各部の作りは上質
上級グレードのメーターは中央に大型液晶パネルを配置した専用形状 速度計内側に各種情報を表示する先進タイプ 視認性に優れる
ハイブリッドのトランスミッションは電気式 マニュアルモード未設定 駐車ブレーキは電子式

トヨタ・ヤリスクロス・ハイブリッドZ(4WD) 主要諸元

グレード=ハイブリッドZ(4WD)
価格=THS 281万5000円
全長×全幅×全高=4180×1765×1590mm
最低地上高=170mm
パワーユニット=1490cc直3DOHC12V+モーター(レギュラー仕様)
エンジン最高出力=67kW(91ps)/5500rpm
最大トルク=120Nm(12.2kgm)/3800~4800rpm
ハイブリッドシステム最高出力=85kW(116ps)
駆動方式=4WD
乗車定員=5名

ハイブリッドの4WDは後輪をモーターで駆動するシステム 走行モードが選べる
フロント回りはセンターグリルが独特の表情を演出 サイド部に縦型ランニング灯配置
リアランプはガーニッシュ部を含めブラック仕上げ スポイラー状処理の立体形状
18インチアルミはZに標準 Gにop(8万3600円) 足回りは専用チューン

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