トヨタ・ルーミーが商品改良を実施。進化した予防安全機能「スマートアシスト」を全車に標準装備

ダイハツ・トールのトヨタ版「ルーミー」がマイナーチェンジ。スマートアシストの進化や内外装デザインの仕様変更などを敢行

 トヨタ自動車は9月15日、小型ハイトワゴンの「ルーミー」をマイナーチェンジし、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
X:2WD155万6500円/4WD173万2500円
G:2WD174万3500円/4WD191万9500円
G-T:2WD186万4500円
カスタムG:2WD191万4000円/4WD209万円
カスタムG-T:2WD204万6000円

▲トヨタ・ルーミー・カスタムG-T(2WD) 価格:CVT204万6000円 全長3705×全幅1670×全高1735mm ホイールベース2490mm 車重1110kg 乗車定員5名 フロントフェイスのデザイン変更や新造形の15インチアルミホイールの装着などを実施。写真のボディカラーはブラックマイカメタリック×パールホワイトⅢ
▲トヨタ・ルーミー・カスタムG-T(2WD) 価格:CVT204万6000円 全長3705×全幅1670×全高1735mm ホイールベース2490mm 車重1110kg 乗車定員5名 フロントフェイスのデザイン変更や新造形の15インチアルミホイールの装着などを実施。写真のボディカラーはブラックマイカメタリック×パールホワイトⅢ

 今回の商品改良は、前記事のダイハツ・トールと同様、予防安全機能「スマートアシスト」の進化や使い勝手のさらなる向上、内外装デザインの刷新を果たしたことが訴求点である。

▲新規ボディカラーとしてクールバイオレットクリスタルシャインを設定
▲新規ボディカラーとしてクールバイオレットクリスタルシャインを設定
▲スマホアプリ連携機能を強化した9インチディスプレイオーディオのメーカーオプション設定やセンタークラスターパネルへのUSB端子の追加などによって室内の快適性を引き上げた
▲スマホアプリ連携機能を強化した9インチディスプレイオーディオのメーカーオプション設定やセンタークラスターパネルへのUSB端子の追加などによって室内の快適性を引き上げた

 まず外装では、フロントフェイスのデザイン変更や新造形の14インチフルホイールキャップおよび15インチアルミホイールの装着などを実施して、スポーティかつ上質なスタイルを創出。ボディサイズはルーミーが全長3700×全幅1670×全高1735mm、ルーミー・カスタムが全長3705×全幅1670×全高1735mmに設定する。また、新規ボディカラーとしてクールバイオレットクリスタルシャインとターコイズブルーマイカメタリックの2タイプを追加した。

▲トヨタ・ルーミーG(2WD) 価格:CVT174万3500円 全長3700×全幅1670×全高1735mm ホイールベース2490mm 車重1080kg 乗車定員5名 写真のボディカラーは新色のターコイズブルーマイカメタリック
▲トヨタ・ルーミーG(2WD) 価格:CVT174万3500円 全長3700×全幅1670×全高1735mm ホイールベース2490mm 車重1080kg 乗車定員5名 写真のボディカラーは新色のターコイズブルーマイカメタリック

 インテリアについては、質感の向上を果たしたことがトピックだ。内装色のトーン変更やシート形状および表皮の刷新などを行い、先進的で洗練されたキャビン空間を創出する。また、快適装備として9インチディスプレイオーディオをオプションで、充電用USB端子やウェルカムパワースライドドア(Xを除く)を標準で設定した。

▲内装色のトーン変更やシート形状および表皮の刷新などを行い、先進的で洗練されたキャビン空間を実現する
▲内装色のトーン変更やシート形状および表皮の刷新などを行い、先進的で洗練されたキャビン空間を実現する

 全車に標準装備する予防安全機能「スマートアシスト」も進化した。新型ステレオカメラの搭載により、衝突回避支援ブレーキ機能および衝突警報機能の検知対象に、同じ方向を走っているバイクや自転車などの二輪車と夜間の歩行者を追加。さらに、新機能として全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)などを搭載した。

▲新機能として全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)を採用した
▲新機能として全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)を採用した

 パワートレインは基本的に従来と共通で、自然吸気の1KR-FE型996cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(69ps/9.4kg・m)+CVT(インパネチェンジ式シフト)と過給器付きの1KR-VET型996cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付ターボエンジン(98ps/14.3kg・m)+CVT(インパネチェンジ式シフト)を設定。駆動方式は自然吸気が2WD(FF)とフルタイム4WD、過給器付きが2WD(FF)を採用している。

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