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「最新SUV試乗」北欧スタイルの本流。48Vマイルドハイブリッドに進化したボルボXC40のメッセージ

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:小久保昭彦

ボルボXC40・B4モメンタム 価格:8SAT 479万円 試乗記

ボルボXC40・B4モメンタム 最新XC40は全車パワーユニットを刷新 B4は2リッター直4ターボ(197ps)とモーター(10kW)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッド仕様
ボルボXC40・B4モメンタム 最新XC40は全車パワーユニットを刷新 B4は2リッター直4ターボ(197ps)とモーター(10kW)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッド仕様

パワーユニット全面刷新。環境性能と大幅レベルアップ

NEWSポイント
1:48Vマイルドハイブリッド仕様
2:各部リファイン、商品性アップ

 ボルボの主力SUV、XC40シリーズのパワーユニットが刷新された。ボルボの環境負荷低減プログラムに沿った「電動化」の推進である。
 新ラインアップは48Vマイルドハイブリッド仕様のB4/B5と、プラグインHV仕様のリチャージT5の3タイプで構成する。

 販売主力のB4とB5は、2リッター直4ターボとモーターの組み合わせ。エンジンスペックはB4が197ps/300Nm、B5は250ps/350Nm。モーターは両車とも10kW/40Nm。トランスミッションは8速ATだ。
 試乗車はB4モメンタム。パワーユニット以外、スタイリングに大きな変更はない。ただし内装カラーとシートマテリアルが一新され、上質さはそのままにカジュアルな印象に磨きをかけていた。

 走りは、軽快&スムーズ。モーターは加速時にエンジンをアシスト。アイドリングストップからの再始動時にも効果を発揮する。とはいえドライビング中にことさら 「電動化」を意識させない。それ以上にパワーユニット全体の完成度と、ドライバーの意のままに走る印象が強い。B4は右足の踏み込みに応じリニアにスピードを増し、ブレーキング時の制動力、ペダルタッチも自然。通常走行からワインディング路、高速巡航まで、どんなシーンでもリラックスしたドライブが楽しめる。

全長×全幅×全高4425×1875×1660mm 車重1670kg 最新モデルは任意に最高速を設定できるケアキーシステム装備

 マイルドハイブリッド化にあたり、2リッターターボエンジンは各部を大幅リファイン。新たに低負荷走行時には2気筒を休止する機構が組み込まれ、ブレーキシステムは100%回生が可能なバイワイヤシステムに一新されている。
 しかし、各種の最新デバイスは一切自己主張しない。電動化と聞いて、特別な走行フィールを期待するユーザーにはちょっと拍子抜けだろうが、あくまで自然体の走りは、B4の大きな魅力である。

 もうひとつB4の特徴は静粛性。こちらはエンジンの改良効果がはっきりと感じられる。従来、回転が上昇するとそれなりのノイズが響いた。B4はまるでオブラートに包まれたかのように静かで、気にならなくなっていた。
 乗り心地は快適指向。試乗車はオプションの19インチタイヤを装着していたが、荒れた路面でもばたつく印象はない。しっとりとした感触が心地よかった。良好な乗り心地には、座り心地に優れたシートも大いにプラスをもたらしている。

 XC40は、2021年モデルから新車時5年保証が導入され、任意に速度リミットが設定できるケアキーシステムなど安全装備がいっそう充実。電動化だけでなく、各部の完成度が上がったXC40はいまが旬である。

インパネは機能的なデザイン 各部は丁寧な作り込み モメンタムはアルミ調加飾パネル標準 視界はワイド ハンドリングはしっかりとした印象 
モメンタムはテキスタイルコンビシート標準 最新モデルは新ファブリックを採用 前後席ともスペース性十分 
荷室空間はスクエア 広くさまざまなアレンジができる
サンルーフ(op21万円)は大型サイズ 室内を開放的に演出
メーターは地図が表示できるフル液晶式 速度計はアナログ&デジタル併用型
トランスミッションは滑らかな8速AT パドルシフトは未設定
ACCは全車速対応型 ステアリング部のスイッチ操作性は良好
センターディスプレイは9インチ バックモニターは多彩な画面が選べる
アクティブベンディング機能付きLEDヘッドライト標準 フォグランプは小型形状
アイスホワイトパッケージ(op14万円)を選ぶとアルミは19インチになる
リアバンパー下側はアンダーガーニッシュ付きブラック仕上げ

ボルボXC40・B4モメンタム 主要諸元と主要装備

ボルボXC40・B4モメンタム 主要諸元と主要装備
(真横)
グレード=B4モメンタム
価格=8SAT 479万円
全長×全幅×全高=4425×1875×1660mm
ホイールベース=2700mm
トレッド=フロント1600×リア1625mm
最低地上高=210mm
車重=1670kg
エンジン=1968cc直4DOHC16Vターボ(プレミアム仕様)
最高出力=145kW(197ps)/4800~5400rpm
最大トルク_=300Nm(30.6kgm)/1500~4200rpm
モーター最高出力=10kW/3000rpm
モーター最大トルク=40Nm/2250rpm
WLTCモード燃費=12.7km/リッター(燃料タンク容量53リッター)
(市街地/郊外/高速道路=8.9/13.7/15.0km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ディスク
タイヤ&ホイール=235/55R18+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=5名
最小回転半径=5.7m
●主な燃費改善対策=ハイブリッド/筒内直接噴射/可変バルブタイミング/アイドリングストップ/電動パワーステアリング/ブレーキエネルギー回生システム/気筒休止機構
●主要装備=シティセーフティ(プリクラッシュブレーキ+歩行者&サイクリスト&大型動物検知機能+対向車対応機能+インターセクションサポート)/全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール/対向車線衝突回避支援機構/レーンキーピングエイド/ステアリングアシスト付きブラインドスポットインフォメーション/クロストラフィックアラート/ロードサインインフォメーション/アクティブハイビーム(LEDヘッドライト)/360度ビューカメラ/衝突時ブレーキ維持機能/ケアキー(速度制限付きリモコンキー)/180km/hスピードリミッター/電動パーキングブレーキ/前後パークアシスト/運転席電動調節機構/タッチスクリーンHDDナビゲーション/ハイパフォーマンスオーディオ/新車時5年保証/2ゾーンフルオートAC
●装着メーカーop=チルトアップ機構付きパノラマガラスサンルーフ21万円/ワイヤレススマートフォンチャージ2万9000円/ハーマンカードン・プレミアムオーディオシステム10万8000円/ボルボドライブレコーダー前後セット8万9650円/パワーシートパッケージ5万2000円/バーサリティパッケージ5万2000円/クライメートパッケージ6万円/アイスホワイトパッケージ(ホワイトカラールーフ+ホワイトドアミラーキャップ+19インチ5スポークアルミ)14万円
●ボディカラー=サンダーグレーメタリック(op8万5000円)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は2万870円
撮影協力●箱根レイクホテル

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