ダイハツ・タントが商品改良を敢行。タントカスタムに新グレード「スタイルセレクション」を設定

ダイハツの軽スーパーハイトワゴンのタントがマイナーチェンジ。タントカスタムには新グレードの「スタイルセレクション」を設定。タントには4種類の新しい2トーンカラーを追加

 ダイハツ工業は12月1日、軽スーパーハイトワゴンのタントを商品改良し、同日より発売した。

▲ダイハツ・タントカスタムRS“スタイルセレクション”(2WD) 価格:CVT188万1000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重920kg メッキ加飾を施した大型フロントグリルやバンパーガーニッシュ、サイドガーニッシュを装備
▲ダイハツ・タントカスタムRS“スタイルセレクション”(2WD) 価格:CVT188万1000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重920kg メッキ加飾を施した大型フロントグリルやバンパーガーニッシュ、サイドガーニッシュを装備

車種展開は以下の通り。
■タント
L(スマートアシスト非装着車):2WD124万3000円/4WD136万9500円
L:2WD134万2000円/4WD146万8500円
X:2WD149万500円/4WD161万7000円
X“スペシャル”:2WD140万8000円/4WD153万4500円
Xターボ:2WD164万4500円/4WD176万5500円
■タントカスタム
カスタムX:2WD172万1500円/4WD184万2500円
カスタムX“スタイルセレクション”:2WD174万9000円/4WD187万円
カスタムRS:2WD185万3500円/4WD197万4500円
カスタムRS“スタイルセレクション”:2WD188万1000円/4WD200万2000円

 今回の改良は、グレード展開やボディカラーの拡充のほか、先進安全運転システムのいっそうの進化を図ったことが特徴である。
 まずグレード展開では、タントカスタムにメッキパーツを多用した“スタイルセレクション”を新設定。具体的には、メッキ加飾を施した大型フロントグリルやバンパーガーニッシュ、サイドガーニッシュを装備して華やかなルックスに仕立てる。また、RS“スタイルセレクション”の足もとには、専用デザインの15インチアルミホイールを装着した。

▲タントカスタムRS“スタイルセレクション”は足もとに専用デザインの15インチアルミホイール(タイヤは165/55R15 75V)を組み込む
▲タントカスタムRS“スタイルセレクション”は足もとに専用デザインの15インチアルミホイール(タイヤは165/55R15 75V)を組み込む

 次にボディカラーに関しては、タントにアイスグリーン×シャイニングホワイトパール/ホワイト×ブルーミングピンクメタリック/ホワイト×ファイアークォーツレッドメタリック/ホワイト×レーザーブルークリスタルシャインという4種類の2トーンカラーを新採用。タントの個性的なスタイリングを、よりスタイリッシュに引き立てる。また、ベーシックモデルのLグレードには電動格納式ミラーを装備した。

▲タントには4種類の2トーンカラーを新設定。写真はアイスグリーン×シャイニングホワイトパール
▲タントには4種類の2トーンカラーを新設定。写真はアイスグリーン×シャイニングホワイトパール
▲新設定のホワイト×ブルーミングピンクメタリック
▲新設定のホワイト×ブルーミングピンクメタリック
▲新設定のホワイト×ファイアークォーツレッドメタリック
▲新設定のホワイト×ファイアークォーツレッドメタリック
▲新設定のホワイト×レーザーブルークリスタルシャイン
▲新設定のホワイト×レーザーブルークリスタルシャイン

 一方、インテリアではタントとタントカスタムともにインパネおよびドアトリムのカラーをグレーからブラックへと変更。さらに、ディスプレイオーディオをメーカーオプションとして新たに用意した。

▲タントとタントカスタムともにインパネおよびドアトリムのカラーをグレーからブラックに変更。写真・上はタントカスタムRS“スタイルセレクション”のインパネで、同・下はタントXの内装
▲タントとタントカスタムともにインパネおよびドアトリムのカラーをグレーからブラックに変更。写真・上はタントカスタムRS“スタイルセレクション”のインパネで、同・下はタントXの内装

 そして先進安全運転システムの進化に関しては、スマートアシストに夜間歩行者検知機能、路側逸脱警報機能、ふらつき警報、標識認識機能(最高速度/一時停止)を追加設定。予防安全性能をいっそう向上させた。

▲スマートアシストには夜間歩行者検知機能を追加設定。予防安全性能をいっそう高める
▲スマートアシストには夜間歩行者検知機能を追加設定。予防安全性能をいっそう高める

 パワートレインは基本的に従来と共通で、KF型658cc直列3気筒DOHC12Vの自然吸気(52ps/6900rpm、6.1kg・m/3600rpm)とインタークーラー付ターボ(64ps/6400rpm、10.2kg・m/3600rpm)の2機種を設定。組み合わせるトランスミッションには、エンジンの回転をタイヤに伝えるCVTにスプリットギアを組み込んだD-CVTを採用している。

▲ダイハツ・タント ウェルカムターンシート カスタム RS“スタイルセレクション”(2WD) 価格:CVT188万円
▲ダイハツ・タント ウェルカムターンシート カスタム RS“スタイルセレクション”(2WD) 価格:CVT188万円

 なお、タント/タントカスタムの改良に合わせて、フレンドシップシリーズ(福祉車両)のタント スローパー(143万5000円~199万5000円)/タント ウェルカムシートリフト(168万円~214万5000円)/タント ウェルカムターンシート(152万5000円~199万円)の仕様変更も敢行。3モデルへのX“スペシャル”およびカスタムRS“スタイルセレクション”グレードの追加やウェルカムターンシートへのカスタムRSグレードの追加、ウェルカムターンシートおよびウェルカムシートリフトのカスタムRSグレードへの15インチアルミホイールの採用、スローパーへのスロープ用操作ラベルの装備、スローパーおよびウェルカムターンシートへのオートステップ用フロアハーネスの全車標準装備化などを実施している。

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