次期型の三菱アウトランダーのシルエット画像が公開。正式発表は2021年2月と予告

三菱自動車がクロスオーバーSUVのアウトランダーを2021年2月にフルモデルチェンジすると発表。合わせてエクステリアの一部デザインを先行公開

 三菱自動車は2020年12月10日、ミドルクラスのクロスオーバーSUV「アウトランダー」を2021年2月にフルモデルチェンジすると発表。同時に、そのエクステリアデザインの一部を公開した。

▲第3世代となる新型アウトランダーの先行公開画像。フロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」は次世代に進化した。正式発表は2021年2月を予定する
▲第3世代となる新型アウトランダーの先行公開画像。フロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」は次世代に進化した。正式発表は2021年2月を予定する

 今回の全面改良で第3世代に移行する新型アウトランダーは、商品コンセプトに「威風堂々」を掲げ、内側からみなぎる力強さの表現を目指す。その目的を具現化するためにプロポーションから大きく見直し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させた。
 エクステリアに関しては、フロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」を次世代に進化させ、より印象的で力強いフェイスを創出。また、外装の随所にこれからの三菱デザインを象徴する造形を取り入れて、三菱自動車の新たなるデザインの方向性を示唆するという。公開されたシルエット画像を見ると、精悍さが増したダイナミックシールドに、シャープで流れるようなアレンジが際立つサイドビューなどが見て取れる。
 三菱自動車の渡辺誠二デザイン本部長は、「アウトランダーのフルモデルチェンジにあたり、大地をしっかり踏みしめるスタンスで乗る人に安心感を与えられるクルマを作り上げたと確信しています。次世代の三菱自動車らしさを具現化した最初のモデルとなるこの新型アウトランダーとともに、三菱デザインはさらなる進化を遂げていきます」と語っている。
 日本のみならず、米国やカナダ、プエルトリコ、そしてアセアン市場など、グローバルに順次展開していく予定の新型アウトランダー。今後の三菱自動車の行く末を担うコアモデルだけに、その全貌が明らかになる日が今から楽しみだ。

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