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「最新モデル試乗」48Vマイルドハイブリッド搭載。環境に配慮したスポーティ仕様、ボルボV60・Rデザインに惹かれる理由

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:小久保昭彦

ボルボV60・B5・Rデザイン 価格:8SAT 624万円 試乗記

ボルボV60・B5・Rデザイン V60は2リッターターボ(250p)+モーターのB5と2リッターターボ&SC(350ps)+モーターのT6(プラグインHV)を設定 専用エクステリアとスポーツサス標準のRデザインはB5にラインアップ
ボルボV60・B5・Rデザイン V60は2リッターターボ(250p)+モーターのB5と2リッターターボ&SC(350ps)+モーターのT6(プラグインHV)を設定 専用エクステリアとスポーツサス標準のRデザインはB5にラインアップ

Rデザインの内外装は精悍。サスペンションはスポーツ設定

 ボルボの主力ワゴン、V60のパワーユニットが全車「電動化」され、同時に待望のRデザイン・グレードが登場した。
 Rデザインは2リッター直4ターボ(250ps)とモーター(スタータージェネレーター/10kW)を組み合わせた48VマイルドハイブリッドのB5仕様に設定。

 魅力はスポーティな内外装。Rデザインは専用造形のフロントマスクと前後バンパー、アルミホイールを装着。走りを重視したモデルらしい引き締まった印象を与える。試乗車はオプションの19インチアルミが装着され、精悍さに磨きがかかっていた。メカニズム面は、スポーツサスペンションを標準装備する以外、他のB5モデルと共通である。

全長×全幅×全高4760×1850×1435mm 車重1760kg 駆動方式はFF ボディカラーは全6色
1968cc直4DOHC16Vターボ(250ps/350Nm)+モーター(10kW/40Nm)の48VマイルドHV エンジンは気筒休止機構付き 全域パワフル&静粛 WLTCモード燃費:12.8km/リッター

洗練されたパワーフィール。ユーティリティも高水準

 走りは洗練されている。250ps/350Nmを発揮するB5用2リッターターボは、軽負荷領域で2気筒を休止する可変シリンダーシステムが組み込まれ、従来モデル比でターボチャージャーや排気系をリファイン。全体のフリクション低減が図られた。48Vハイブリッド仕様とはいえ、モーター出力は控えめで、いわゆる「電動車」感覚は希薄。しかし全域でパワフルかつスムーズな走りが実感できる。同じユニットを搭載したSUVのXC60比較で車重は約120kg軽く、パフォーマンスは鮮烈という表現が妥当だ。好印象を盛り上げるのは静粛性。従来のT5モデルはエンジン回転が上昇すると4気筒を意識させるノイズが耳に届いた。しかし最新モデルは高回転域でも静粛性をキープ。上級ワゴンらしいイメージをキープする。

 フットワークは自然な味わい。19インチタイヤでも足回りに硬い印象はなく、荒れた路面でも乗り心地は良好。アップテンポな走りをスムーズにこなす。驚いたのはボディのしっかり感。リアに大きな開口部を持つが、実にがっちりとしている。これなら長く乗れそうだ、と感じた。
 ユーティリティも高水準。後席を立てた状態でのラゲッジ容量は529リッター。旧型を約100リッター上回り、アウディA4(495リッター)、メルセデスCクラス(460リッター)、BMW3シリーズ( 500リッター)などのライバル各車を上回る。リア回りを比較的スクエア形状に仕上げたことで、かさ張る荷物の積み込みに対応した点もポイントだ。

 Rデザイン専用の本革スポーツシートに身を落ち着けたドライビングは、至福のひととき。低いスタンスによる自在なドライビング感覚と、多彩なライフシーンに対応するユーティリティが光る。ボルボV60はSUVとはひと味異なる、ドライバーオリエンテッドな選択。中でもB5・Rデザインは、走りが楽しめるワゴンの代表である。

インパネは機能的な造形 Rデザインは本革巻きスポーツステアリングとアルミニウムインテリア加飾を採用 室内基調色は精悍なブラック 作りは上質
Rデザインは本革スポーツシート標準 前席はヒーター&ベンチレーション機能内蔵乗り心地はしなやか 快適性ハイレベル
リアゲートは電動開閉式 開口部はスクエア&ワイド 積載性に優れる
荷室は広く使い勝手抜群 後席使用時の荷室容量は旧型比約100リッターアップの529リッター
メーターはフル液晶タイプ 地図など多彩な表示モードが選べる 視認性良好
トランスミッションは8速AT エンジン始動はシフト後方のノブで行う
ヘッドライトはフルLEDウインカー&デイランプはハンマーヘッド形状
235/45R18タイヤ+専用形状アルミ標準 写真の19インチ仕様はop(11万円)

ボルボV60・B5・Rデザイン 主要諸元と主要装備

グレード=B5・Rデザイン
価格=8SAT 624万円
全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm
ホイールベース=2870mm
トレッド=フロント1600×リア1600mm
最低地上高=145mm
車重=1760kg
エンジン=1968cc直4DOHC16Vターボ(プレミアム仕様)
最高出力=184kW(250ps)/5400~5700rpm
最大トルク=350Nm(35.7㎏m)/1800~4800/rpm
モーター最高出力=10/3000_kW/rpm
モーター最大トルク=40/2250_Nm/rpm
WLTCモード燃費=12.8km/リッター(燃料タンク容量60リッター)
(市街地/郊外/高速道路=8.9/13.4/15.3km/リッター)
サスペンション=フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ディスク
タイヤ&ホイール=235/45R18+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=_5名
最小回転半径=5.7m
●主な燃費改善対策:ハイブリッドシステム/気筒休止機構/筒内直接噴射/可変バルブタイミング/電動パワーステアリング/ブレーキエネルギー回生システム/アイドリングストップ
●主要装備:シティセーフティ(プリクラッシュブレーキ+歩行者&サイクリスト&大型動物検知機能+対向車対応機能+インターセクションサポート)/全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール/対向車線衝突回避支援機能/レーンキーピングエイド/ステアリングアシスト付きブラインドスポットインフォメーション/クロストラフィックアラート/ロードサインインフォメーション/フルアクティブハイビームLEDヘッドライト/360度ビューカメラ/衝突時ブレーキ維持機能/ケアキー(速度制限付きリモコンキー)/180 km/hスピードリミッター/電動パーキングブレーキ/前後パークアシスト/前席電動調節機構/タッチスクリーンHDDナビゲーション/ハーマンカードン・プレミアムサウンドオーディオ/Rデザイン専用スポーツサスペンション/ヘッドアップディスプレイ/スポーツシート(ナッパレザーコンビ)/インテグレーテッドルーフレール/4ゾーンオートAC/新車時5年保証
●装着メーカーop:クライメートパッケージ(ステアリングヒーター+後席シートヒーター+ウォッシャー一体型フロントワイパー)6万円/チルトアップ機構付き電動パノラマガラスルーフ21万円/19インチ5トリプルスポークアルミ11万円
●ボディカラー:フュージョンレッドメタリック(op9万2000円)
※撮影協力●箱根レイクホテル

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