"Made in India"のスズキ・ジムニーが登場

スズキのインド子会社マルチ・スズキが新型ジムニーの生産をスタート。中南米や中東、アフリカ市場などへの輸出も開始

 スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)は2021年1月20日、新型ジムニー(日本名ジムニー・シエラ)の生産および輸出を開始した。

▲スズキ・ジムニーの生産がインドで始動。主に中南米や中東、アフリカ市場などへ輸出される
▲スズキ・ジムニーの生産がインドで始動。主に中南米や中東、アフリカ市場などへ輸出される

 インドで生産するジムニーは、現在日本の湖西工場で生産している輸出モデルと同じ仕様で、マルチ・スズキ社のグルガオン工場で生産。主に中南米や中東、アフリカなどを仕向け地とする輸出専用モデルとなる。日本に加えてインドでもジムニーの生産を実施することで、世界中のユーザーにより迅速に商品を提供できるよう、グローバルで生産強化を図る体制だ。

▲インドで生産されるモデルは日本の湖西工場で生産している輸出モデルと基本的に同じ仕様。ボディサイズは全長3645×全幅1645×全高1720mm/ホイールベース2250mmで、パワーユニットにはK15B型1462cc直列4気筒DOHCエンジン(75kW/130Nm)を搭載する
▲インドで生産されるモデルは日本の湖西工場で生産している輸出モデルと基本的に同じ仕様。ボディサイズは全長3645×全幅1645×全高1720mm/ホイールベース2250mmで、パワーユニットにはK15B型1462cc直列4気筒DOHCエンジン(75kW/130Nm)を搭載する

 なお、スズキは海外市場への輸出モデルを生産する重要な拠点のひとつとしてインドを位置づけており、今回ジムニーをインドで生産することによってインド政府が掲げる製造業振興策“Make in India”に貢献しながら、同国の経済発展や活性化に鋭意協力していくことを表明している。

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