日産が第5世代の新型パスファインダーを米国市場で本年夏より発売すると発表

日産の大型SUV「パスファインダー」がフルモデルチェンジ。内外装デザインの刷新や新インテリジェント4WDの搭載、最新の安全運転支援システムの採用などを実施して本年夏より米国で販売開始

 日産自動車の米国部門は2021年2月5日、全面改良した新型パスファインダー(PATHFINDER)を本年夏より2022年モデルとして米国市場で発売する発表した。車種展開はS/SV/SL/Platinumの4グレードで構成。さらに、SVプレミアム/SLプレミアムの2種類のパッケージを用意する。日本への導入は、現在のところ予定されていない。

▲第5世代となる新型日産パスファインダー(R53)。本年夏より2022年モデルとして米国市場で発売予定。車種展開はS/SV/SL/Platinumの4グレードで構成する
▲第5世代となる新型日産パスファインダー(R53)。本年夏より2022年モデルとして米国市場で発売予定。車種展開はS/SV/SL/Platinumの4グレードで構成する

 日産パスファインダーは、ニッサン・デザイン・インターナショナル(NDI)が車両デザインを手がけて1987年に登場した初代モデル、日本名テラノを源流とする3列シート仕様の大型SUVで、今回の新型が第5世代に当たる。製品企画は米国日産が担当し、基本骨格には進化版の日産Dプラットフォーム採用。ここに新設計の高剛性ボディをセットする。ホイールベースは114.2インチ(2900mm)に設定した。

▲力強いフロントフェイスに安定感のある佇まい、厚みあるブリスターフェンダー、短くなったフロントオーバーハングなどによって、力強さと上質さを兼ね備えたアグレシッブな造形を創出
▲力強いフロントフェイスに安定感のある佇まい、厚みあるブリスターフェンダー、短くなったフロントオーバーハングなどによって、力強さと上質さを兼ね備えたアグレシッブな造形を創出

 エクステリアに関しては、「Bold, rugged all-new design(大胆かつ頑強なまったく新しいデザイン)」を標榜。力強いフロントフェイスに安定感のある佇まい、厚みのあるブリスターフェンダー、短くなったフロントオーバーハングなどによって、力強さと上質さを兼ね備えたアグレシッブな造形を創出する。初代モデルをオマージュして再解釈を加えた、スリースロットグリルと組み合わせたVモーショングリルやC字型のヘッドライト、流れるようなルーフライン、スクエアなフォルムなども印象的だ。また、歴代で初めてリアピラーおよびルーフを塗り分ける2トーンカラーを採用し、洗練度もいっそう高めている。

▲ボディサイズは全長197.0×全幅77.9×全高70.0インチ(5004×1979×1778mm)/ホイールベース114.2インチ(2900mm)
▲ボディサイズは全長197.0×全幅77.9×全高70.0インチ(5004×1979×1778mm)/ホイールベース114.2インチ(2900mm)
▲歴代で初めてリアピラーおよびルーフを塗り分ける2トーンカラーを採用
▲歴代で初めてリアピラーおよびルーフを塗り分ける2トーンカラーを採用

 インテリアに関しては、「comfort and flexibility for the whole family(家族全体のための快適性と柔軟性)」をテーマに、現代のファミリー層のニーズに応える快適空間と実用性を、最新技術を融合させたうえで具現化したことが訴求点だ。水平基調で機能性に富むデザインで仕立てたインパネには、多様な情報を表示する12.3 インチのデジタルディスプレイを採用。また、視認性に優れる10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも装備する。一方、インターロッキングデザインのサイドベントとドアフィニッシャーは乗員にクルマの頑強さと安心感を印象づけ、合わせて電動シフターの設定によってブリッジ形状のセンターコンソールの下部に収納スペースを設けて、実用性をいっそう高めた。

▲多様な情報を表示する12.3 インチのデジタルディスプレイを設定。視認性に優れる10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも装備する
▲多様な情報を表示する12.3 インチのデジタルディスプレイを設定。視認性に優れる10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも装備する

 3列式シートは2/3/3名乗車の8名乗りを標準で採用したほか、2列目にパスファインダーとして初の2名掛けキャプテンシートを装着した仕様を用意。さらに、脱着可能なセンターコンソールを設定し、後席乗員の利便性をより向上させた。

▲2列目にパスファインダーとして初の2名掛けキャプテンシートを装着した仕様を用意
▲2列目にパスファインダーとして初の2名掛けキャプテンシートを装着した仕様を用意
▲2/3列目を倒せば広大な荷室空間が現れる
▲2/3列目を倒せば広大な荷室空間が現れる

 パワーユニットにはアイドルストップ&スタート機能を組み込んだ最新バージョンの3.5リットルV型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(284hp/259lb-ft)に、シフト・バイワイア方式の新しい電子制御式9速ATを搭載。駆動機構には、7種類(ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイング)の走行モードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えたダイレクトカップリング式の新型インテリジェント4WDを採用した。

▲パワーユニットにはアイドルストップ&スタート機能を組み込んだ最新バージョンの3.5リットルV型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(284hp/259lb-ft)を搭載
▲パワーユニットにはアイドルストップ&スタート機能を組み込んだ最新バージョンの3.5リットルV型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(284hp/259lb-ft)を搭載
▲ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイングという7種類の走行モードが選択できるドライブ&テレインモードセレクターを設定
▲ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイングという7種類の走行モードが選択できるドライブ&テレインモードセレクターを設定

 一方、安全運転支援機構については、最新の日産セーフティシールド360を全車に標準で組み込んでクラストップレベルの安全性を確保。また、SVおよびSLグレードにはステアリング制御とインテリジェントクルーズコントロールの組み合わせにより、高速道路において巡行時から渋滞時までアクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポートするProPILOT Assistを採用する。さらに、Platinumグレードにはナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に調整する新機能を組み込むProPILOT assist with Navi-linkを装備した。

▲SVおよびSLグレードには高速道路において巡行時から渋滞時までアクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポートするProPILOT Assistを採用
▲SVおよびSLグレードには高速道路において巡行時から渋滞時までアクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポートするProPILOT Assistを採用
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