新型の三菱アウトランダーが北米市場に向けた出荷を開始

三菱自動車が新型アウトランダーの北米向け量産モデルの出荷をスタート。日本時間2021年2月17日には北米仕様車をオンライン発表すると予告

 三菱自動車は2021年2月8日、旗艦クロスオーバーSUVに位置する新型アウトランダーの北米向け量産モデルの出荷を開始した。新型の生産は日本の岡崎製作所(愛知県岡崎市)が担当。まずは北米(アメリカ、カナダ、プエルトリコ)に輸出し、その後順次拡大展開していく計画だ。

▲第3世代となる新型アウトランダーの北米仕様車が出荷を開始。写真はそのイメージ画像。Amazon Liveにて北米向けモデルをオンライン発表するため、アマゾンの箱に包まれているが、「アマゾンではクルマを配送しません」と付記している
▲第3世代となる新型アウトランダーの北米仕様車が出荷を開始。写真はそのイメージ画像。Amazon Liveにて北米向けモデルをオンライン発表するため、アマゾンの箱に包まれているが、「アマゾンではクルマを配送しません」と付記している

 今回の全面改良で第3世代に切り替わる新型アウトランダーは、商品コンセプトに「威風堂々」を掲げ、内側からみなぎる力強さの表現を目指す。その目的を具現化するためにプラットフォームからプロポーション、メカニズムなどを大幅刷新し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させた。
 エクステリアに関しては、フロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」を次世代に進化させ、より印象的で力強いフェイスを創出。ボディサイズも従来より拡大する。また、外装の随所にこれからの三菱デザインを象徴する造形を取り入れて、三菱自動車の新たなるデザインの方向性を示唆した。
 機構面では、最新バージョンの車両運動統合制御システムS-AWCを導入。さまざまな気候や路面条件における走行性能を、いっそうレベルアップさせている。

▲テスト走行でのひとコマ。最新の車両運動統合制御システムS-AWCを採用して走行性能を高めている
▲テスト走行でのひとコマ。最新の車両運動統合制御システムS-AWCを採用して走行性能を高めている

 なお、新型アウトランダーは太平洋標準時の2月16日PM3:00(日本時間2月17日AM8:00)に北米向けモデルをAmazon Live(米国)にてオンライン発表する予定。三菱自動車のジョン・シグノリエロ執行役グローバルマーケティング&セールス担当は、「新型アウトランダーはこれから三菱自動車が目指す新たなるデザインの方向性を体現するだけではなく、上質な室内空間、そしてさらに高められた走行性能を手にし、これまでの三菱自動車の価値観を大きく越えるモデルに生まれ変わった」「歴代アウトランダーは、これまで世界中のドライバーとその家族を素晴らしい冒険に導いてきた。そしてこれからも、ユーザーの新たなる挑戦、さらなる冒険の手伝いをできるものと確信している」とコメントしている。

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