新型BMW4シリーズの高性能バージョン「M440i xドライブ」のカブリオレモデルが日本上陸

BMWが新型4シリーズにMパフォーマンスモデルのオープン仕様「M440i xドライブ・カブリオレ」を設定。強力な3リットル直6 Mツインパワーターボガソリンエンジンに優美な電動ソフトトップを融合

 BMWジャパンは2021年2月25日、第2世代となる新型4シリーズにMパフォーマンスモデルのオープン仕様「M440i xドライブ・カブリオレ」を設定し、同日より発売した。車両価格は1089万円に設定。ユーザーへの納車は本年3月以降を予定している。

▲BMW M440i xドライブ・カブリオレ 価格:8SAT1089万円 全長4775×全幅1850×全高1395mm ホイールベース2850mm 車重1880kg パワーユニットには2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(387ps/500Nm)を搭載
▲BMW M440i xドライブ・カブリオレ 価格:8SAT1089万円 全長4775×全幅1850×全高1395mm ホイールベース2850mm 車重1880kg パワーユニットには2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(387ps/500Nm)を搭載

 BMW M社が開発する高性能バージョンのMモデルには、2つのカテゴリーが存在する。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイパフォーマンスモデルで、もう1つはサーキットで培われた技術を取り入れて走行性能を高めたMパフォーマンスモデルである。今回発表されたM440i xドライブ・カブリオレは、Mパフォーマンスモデルに位置づけられる1台だ。

▲Mパフォーマンスモデルの専用色となるセリウムグレーをキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、サイドミラーキャップ、テールパイプ、モデルバッジに採用する
▲Mパフォーマンスモデルの専用色となるセリウムグレーをキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、サイドミラーキャップ、テールパイプ、モデルバッジに採用する

 エクステリアに関しては、フルオートマチック・ソフトトップを組み込む新型4シリーズ・カブリオレのスポーティかつエレガントなオープンカーデザインをベースに、Mパフォーマンスモデルの専用色となるセリウムグレーをキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、サイドミラーキャップ、テールパイプ、モデルバッジに採用することで独自の存在感と個性を演出。また、トランクリッドにはMリアスポイラーを組み込んで空力特性を向上させる。さらに、BMWレーザーライトやLEDコーナリングライトを標準で装備。足もとには、前8J×19/後8.5J×19 Mライトアロイダブルスポーク・スタイリング792Mバイカラーホイール(セリウムグレー)+前225/40R19/後255/35R19タイヤを装着した。

▲耐候性に優れるフルオートマチック・ソフトトップを装備。クローズ時の流麗なルーフラインも印象的だ。安全装備としてロールオーバープロテクションシステムを組み込む
▲耐候性に優れるフルオートマチック・ソフトトップを装備。クローズ時の流麗なルーフラインも印象的だ。安全装備としてロールオーバープロテクションシステムを組み込む

 内包するインテリアは、10.25インチのワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機構付)と12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルで構成したBMWライブコックピット、BMWオペレーティングシステム7.0、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント(AI音声会話システム)といった先進機構を設定したほか、マルチファンクションMスポーツレザーステアリング(シフトパドル付)やセンサテックフィニッシュダッシュボード、“M440i”ロゴ入りメーター、アルミニウムテトラゴントリム/パールクロームハイライトなどを標準装備。また、ヴァーネスカレザー表皮のMスポーツシートには電動調整式ランバーサポート/フロントシートヒーティング/エアカラーを内蔵した。一方、安全運転支援システムの面ではACC/アクティブクルーズコントロール等を含むドライビング・アシスト・プロフェッショナルや高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」、最新のBMWコネクテッド・ドライブに加えて、パーキング・アシスト・プラスを標準で採用。ロールオーバープロテクションシステムやアクティブプロテクションも標準で組み込んでいる。

▲内装には10.25インチのワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機構付)と12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルで構成するBMWライブコックピットやマルチファンクションMスポーツレザーステアリング(シフトパドル付)などを標準で装備。日本導入モデルのハンドル位置は右/左
▲内装には10.25インチのワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機構付)と12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルで構成するBMWライブコックピットやマルチファンクションMスポーツレザーステアリング(シフトパドル付)などを標準で装備。日本導入モデルのハンドル位置は右/左
▲オープン時のソフトトップはリアセクション内にきれいに収まる。前席にはヴァーネスカレザー表皮のMスポーツシートを装着。乗車定員は4名
▲オープン時のソフトトップはリアセクション内にきれいに収まる。前席にはヴァーネスカレザー表皮のMスポーツシートを装着。乗車定員は4名

 パワートレインに関しては、2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力387ps/5800rpm、最大トルク500Nm/1800~5000rpm)に、専用セッティングの電子油圧制御式8速スポーツATを搭載。駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用する。また、アダプティブMサスペンションやMスポーツディファレンシャル、大径Mスポーツブレーキなどを組み込んで、より正確なハンドリングとダイナミックなオープンドライビングを具現化した。

▲駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用。さらにアダプティブMサスペンションやMスポーツディファレンシャル、大径Mスポーツブレーキを標準で組み込む
▲駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用。さらにアダプティブMサスペンションやMスポーツディファレンシャル、大径Mスポーツブレーキを標準で組み込む
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