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「最新モデル紹介」8年ぶりの全面刷新! 話題の新型ホンダ・ヴェゼル、実車に触れ、開発者に聞いて分かった魅力

Writer:山本シンヤ Photo:小久保昭彦+HONDA

新型ホンダ・ヴェゼル 2021年4月デビュー予定 新車ニュース

新型のラインアップはPLaY(プレイ・写真)/Z/X/Gの4グレード構成。Gを除き2モーター方式のハイブリッド(e:HEV)を搭載する 最上級グレードのプレイは2トーンカラー&ガラスルーフを標準装備
新型のラインアップはPLaY(プレイ・写真)/Z/X/Gの4グレード構成。Gを除き2モーター方式のハイブリッド(e:HEV)を搭載する 最上級グレードのプレイは2トーンカラー&ガラスルーフを標準装備

新型は日本重視設計、全4グレードでラインアップを構成

 ホンダの屋台骨を支えるヴェゼルの 2ndモデルがベールを脱いだ。ヴェゼル(海外名HR-V)は、2013年末にデビューしたクロスオーバーSUV。フィット譲りのセンタータンクレイアウトを採用し、スタイリッシュなクーペフォルムで、優れた居住性&ユーティリティを実現。軽快な走行フィールと相まって、瞬く間にヒット作に成長した。クラスリーダーカーの地位を堅持し、モデルライフを通じて安定したセールスを記録できたのは、何より完成度が高かったからである。

 2ndモデルは、4月に発売予定、日本を皮切りに順次海外でもリリースされる。最近、「ニューモデルは海外市場から」というケースは多いが、ホンダは「ヴェゼルにとって、日本は非常に重要な市場です」と語る。
 ラインアップは最上級のPLaY(プレイ)から順にZ、X、Gの全4グレード構成。このうち上位3グレードはハイブリッド(e:HEV)専用車。ベーシックなGは純エンジン車となる。駆動方式はプレイがFF。他はFFと4WDから選べる。

プレイはボディとルーフを塗り分けた2トーン 写真のサンドカーキパールは新色 ホイールは18インチ タイヤはミシュラン標準
1stモデル(写真下)は2013年12月デビュー ワールドワイドで高い人気を集め累計販売台数は384万台を突破 メカニズムはフィットがベース ボディサイズは全長×全幅×全高4340×1790×1605mm 新型のボディサイズは従来モデルと同等

新型のサイズは従来同等。スタイルはシンプル&スタイリッシュ

 エクステリアは従来比でよりクーペライク、よりスタイリッシュ、より優しい印象だ。フロントグリルは、ボディとの一体感を高めた斬新な同色タイプ。モダンで、しかもちょっとヒューマンな表情でまとめた。フィットやホンダeほど個性的ではないが、どこかほっとする雰囲気は最新ホンダ・デザインの方向性。同色グリルは好き嫌いがわかれそう。従来イメージのブラックグリルは、ディーラーopで用意されている。

 サイドビューは、伸びやかで上質。シンプルな面とキャラクターラインで構成する。誰もがスタイリッシュで新しいと感じるに違いない。タイヤはプレイとZが18インチ標準。一見、大柄に見るが、ボディサイズは旧型(全長×全幅×全高4340×1790×1605mm)とほぼ同等。ライバルのマツダCX-30(同4395×1795×1540mm)やトヨタC-HR(同4385×1795×1550mm)と比較して、全長と全幅はほぼオーバーラップし、全高がやや高い。

 ボディカラーは、レッドパール以外はシックな色が中心。新設定のサンドカーキパールはなかなか個性的だ。最上級のプレイは、ルーフがブラックの2トーン仕様になる。

プレイはグリルやボディサイドにアクセントカラーが入るアクティブな個性派 走りは軽快感を追求
新型もホンダ独創のセンタータンクレイアウトで優れたユーティリティ実現 Zは充実装備の販売主力グレード 
インパネは水平基調のシンプルデザイン ワイドな視界と良好な操作性が魅力 ステアリングは本革巻き 回生ブレーキの強さが選べるパドル減速セレクター付き

インパネは上質さと高機能を追求。広さはクラストップ級

 全面ガラス仕上げのパノラマルーフはプレイに標準。左右のエアコンルーバーは、そよ風のような風の流れを生む新方式を採用。ワイドなグラスエリアと相まって開放感と爽快さをサポートする。

 高い質感も新型のポイントだ。柔らかな触感のマテリアルとメッキ/ピアノブラックなどの加飾部位のバランスは見事なほど。  室内は広い。エクステリアデザインや低い全高から居住性は従来比で余裕がないのでは……と思われがちだが、見た目と逆に向上している。身長170cmのパッセンジャーが後席に座った際の簡易計測で、ひざ回りはこぶし2個以上、頭上はこぶし1個の余裕があった。シートの座り心地も良好。しかも気持ちのいい開放感が味わえる。  内装色はブラックが基本。プレイのみグレージュを設定する。デザインとのバランスを考えると、明るいグレージュは魅力的だ。

プレイは各部をホワイト基調で仕上げたグレージュ内装 本革巻きステアリングとシフト回りにはオレンジのアクセントカラーが入る センターディスプレイはホンダコネクト対応ナビ一体多機能型
プレイ用パノラマルーフは前後席ともセミオープン感覚が味わえる
シートはクッション性を高めた快適仕様 新型は後席の厚みが増しスペース性を改善 居住性を高めた プレイは前席シート&ステアリングヒーター標準

2モーターハイブリッドが主役。18インチ車はミシュラン標準

 ガソリン車(1.5リッター+CVT)はGのみ。メインは1.5リッター+2モーターのハイブリッド(e:HEV)だ。従来の1モーターハイブリッド(i-DCD)は、最後まで力強さと滑らかさに課題が残ったが、その弱点はe:HEVで解消されているに違いない。1.5リッター+2モーターのe:HEVは、大別すると、フィット用(コンパクト設計)とインサイト用(高出力仕様)がある。新型はどちらをベースにするのか、期待が高まる。

 プラットフォームや足回りは、センタータンクレイアウト以外は未公表。下回りを確認した限りは、現行フィットと同じように従来の大幅アップデート版だと予想する。なお、上級グレードのタイヤは225/50R18のミシュラン・プライマシー4を履く。

 開発責任者(LPL)を務めた岡部宏二郎氏は「ハンドリングは従来のRS/ツーリングを大きく超える」、「旧型で課題だった乗り心地は大きく改善できた」と語っている。岡部氏は1stモデルの開発からマイナーチェンジも担当し、旧型のすべて知る「ミスター・ヴェゼル」といえるエンジニア。岡部氏が太鼓判を押すなら、高い完成度が期待できる。

 安全機能のホンダセンシングはネーミングこそ従来と同じだが、システムは最新スペックに全面変更。機能追加(後方誤発進抑制機能/近距離衝突軽減ブレーキ/オートハイビーム)や機能向上(衝突軽減ブレーキ/路外逸脱抑制機能/標識認識機能/渋滞追従機能付きACC/車線維持支援システム)が行われた。

主力ユニットは1.5リッター直4DOHC16V+2モーターのハイブリッド(e:HEV) エンジンは発電と高速走行時に使用 通常走行はEV感覚 実用燃費も高水準
上級グレードのリアゲートは予約クローズ機能付きハンズフリー電動 開口部は広く実用性は本格ワゴンに匹敵
使い勝手に優れたラゲッジスペースは大きな魅力 後席は6対4分割 倒すと広いフラットスペース出現
ディーラーopで多彩なアイテムを用意 写真はアーバンスタイル ブラック仕上げのフロントグリルを設定 アイテムは単品でも装着できる

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