栗毛色のナッパレザーシートをあしらったDS7クロスバックの特別仕様車が日本上陸

DSオートモビルのフラッグシップSUVのDS7クロスバックに特別仕様車「グランシックBlueHDiアレザン」を新設定。パリに伝わるモノ作りの技と美学“サヴォワ フェール”が息づく栗毛色のナッパレザーシートを採用

 グループPSAジャパンは2021年6月4日、DSオートモビルのフラッグシップSUVであるDS7クロスバックに特別仕様車の「グランシックBlueHDiアレザン(Grand Chic BlueHDi ALEZAN)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は657万9000円に設定する。

▲DS7クロスバック・グランシックBlueHDiアレザン 価格:8SAT657万9000円 全長4590×全幅1895×全高1635mm ホイールベース2730mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはブランナクレ
▲DS7クロスバック・グランシックBlueHDiアレザン 価格:8SAT657万9000円 全長4590×全幅1895×全高1635mm ホイールベース2730mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはブランナクレ

 フランスで“栗毛の馬”を意味するアレザンの車名を冠した今回の特別仕様車は、エレガントで優美な内外装を有するDS7クロスバックのディーゼルエンジン(1997cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボ。177ps/400Nm)搭載モデルをベースに、パリに伝わるモノ作りの技と美学“サヴォワ フェール(SAVOIR FAIRE)”の精神が息づく栗毛色のナッパレザー表皮ウォッチストラップシートを特別装備したことが特徴である。
 DS7クロスバックはこれまでも最上級インテリアとしてOPERA内装を設定していたが、アレザンでは通常のムラ染のブラックナッパレザーに変えてブラウンのナッパレザーを各部に採用する。とくにナッパレザーのウォッチストラップシートは、DS5から続くDSオートモビルのシグネチャーともいえるシートデザインで、腕時計のストラップからインスピレーションを得た複数のコマが組み合わされたかのような立体的かつシャープな形状を採用。また、背面と座面部分はそれぞれ一枚革で構成し、立体感はステッチングとクセつけだけでアレンジしている。複数の革をステッチや接着で組み合わせると接合部分が固くなり、座り心地が悪くなることを避けるための工夫で、フランスに伝わる革製品の技術を自動車のシートに落とし込んだ逸品だ。

▲栗毛色のナッパレザー表皮ウォッチストラップシートを特別装備。前席には8ウェイパワー調整機構とヒーター機構を内蔵する
▲栗毛色のナッパレザー表皮ウォッチストラップシートを特別装備。前席には8ウェイパワー調整機構とヒーター機構を内蔵する

 さらに、シートやドアパネル、ダッシュボードの一部には、アクセントとしてパールトップステッチを配備。真珠のネックレスのようにステッチが球状に露出するこのステッチは、オートクチュール由来の技法で、自動車のインテリアとして用いるために数年がかりで開発を手がけたという。

▲シートやドアパネル、ダッシュボードの一部にはアクセントとしてパールトップステッチを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲シートやドアパネル、ダッシュボードの一部にはアクセントとしてパールトップステッチを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 ボディカラーに関しては、ブランナクレ/ブルーアンクル/オルビザンタン/グリアルタンス/グリプラチナム/ノアールペルラネラという全6色をラインアップ。機構面はDS7クロスバックの最上級グレードのグランシックに準拠し、グリップコントロールやDSアクティブスキャンサスペンション、DSコネクテッドパイロット、DSアクティブLEDビジョンなどを標準で採用している。

▲ボディカラーは写真のブルーアンクルを含めて全6色を用意
▲ボディカラーは写真のブルーアンクルを含めて全6色を用意

 なお、全国のDSストアおよびDSサロンでは、DS7クロスバック・グランシックBlueHDiアレザンのデビューフェアを6月19日、20日に開催。フェア招待ダイレクトメールを持参した人には来場記念としてアレザンカラーのDSオリジナルレザートレイをプレゼントし、さらに抽選で3名にフランス製のDSブティックトラベルバッグを進呈する予定だ。

▲フェアの来場記念としてアレザンカラーのDSオリジナルレザートレイをプレゼント
▲フェアの来場記念としてアレザンカラーのDSオリジナルレザートレイをプレゼント
SNSでフォローする