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開発は継続中! 現代版「羊の皮を被った狼」、圧倒的なパワーと魅惑のサウンドで魅了するスカイライン400Rの本物度

Writer:森口将之 Photo:小久保昭彦

日産スカイライン400R 価格:7SAT 562万5400円 試乗記

日産スカイライン400R スカイライン史上最強の405psツインターボユニットを搭載したFRスポーツセダン 足回りはフロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク式 400Rは電子制御ダンパー標準 パワーウェイトレシオ:4.35kg/ps
日産スカイライン400R スカイライン史上最強の405psツインターボユニットを搭載したFRスポーツセダン 足回りはフロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク式 400Rは電子制御ダンパー標準 パワーウェイトレシオ:4.35kg/ps

400Rの心臓はGT-Rの血統。速いわけだ!

 エンジンのダウンサイジング化が進む中、スカイラインは異例の存在だ。ハイブリッド車、ガソリン車ともに3リッタークラスのV型6気筒エンジンを積んでいるからである。

 スカイラインと同じクラスのセダンは、国内外を問わず2リッター直列4気筒を主力にしている。3リッター6気筒は高性能かつ高価格なグレードとして設定している場合が多い。
 そんな中でスカイラインのガソリン車は、ベースグレードであっても3リッターV6ツインターボを積んでおり、価格は400万円台前半から。新車で買える最も安い6気筒乗用車でもある。だが、エンジンにこだわって選ぶなら、やはり専用チューニングが施された400Rがベストだ。少々高価だが、それだけの価値はある。

 搭載エンジンはVR30DETT型。形式名でわかるようにハイブリッドのVQ35HR型よりGT-RのVR38DETT型に近い。400R用はターボ回転センサーや水冷式インタークーラーによって、最高出力を標準仕様の304psから405psへ、最大トルクは400Nmから475Nmに引き上げられている。

全長×全幅×全高4810×1820×1440mm 車重1760kg 安全・運転支援機能はクラス平均レベル プロパイロット2.0は未設定 写真のスレートグレーは400R専用色
2997cc・V6DOHC24Vツインターボ 405ps/6400rpm 475Nm/1600〜5200rpm 低回転域から豊かなトルクを発生 高回転の伸びも印象的 サウンドも絶品

6気筒の魅力炸裂。生粋のドライバーズカーと表現できる

 走り出すとハイスペックを実感する。最大トルクを1600〜5200rpmという幅広い回転域で発生する特性もあり迫力は満点。回転を上げるにつれてトルクがリニアに上乗せされ、4気筒とは別次元のスムーズさと上質感を伝えながら、加速を研ぎ澄ませていく。しかもその勢いは高回転になっても衰えず、7000rpmまで一気に回り切る。排気音よりもエンジン音を聞かせる演出を含めて、6気筒ならではの滑らかさと圧倒的なパワーに酔いしれる。

 現行スカイラインのデビューは2013年。各部は決して新しくない。しかし世界初のステアバイワイヤのステアリングシステムは熟成され、電子制御ショックアブソーバーを採用した足回りは、ボディサイズを考えれば軽快な身のこなしを実現している。足回りのグリップレベルはハイレベル。後輪駆動スポーツセダンならではの楽しさが堪能できる。

 400Rは、BMWでいえばM3に匹敵するほどの高性能の持ち主でありながら、外観はおとなしい。
 他のV6ターボ搭載車との相違点は、リアのエンブレム、ガンメタ仕上げのアルミホイール、レッドのブレーキキャリパーくらいだ。この控えめな演出が、かつてスカイラインの代名詞だった「羊の皮を被った狼」というフレーズを思い出させてくれる。
 400Rには、スカイラインの走りの伝統が結実している。生粋のドライバーズカーといえる存在である。

バイワイヤ方式のダイレクトステアリングは自然な操作フィールが魅力 ハンドリングは高水準 400Rはアルミ調加飾と各部のレッドステッチがスポーティさを演出
サポート性を高めた本革スポーツシート標準 前席は電動調節機能内蔵 後席はトランクスルー機能付き 乗り心地は適度に引き締まった設定 高速時はフラットに変化
7速ATはシンクロレブコントロール付き 大型パドル標準 変速フィールはシャープで滑らか
245/40RF19ランフラット+8.5Jアルミ装着 ドライ路面でのロードホールディング能力は優秀
ブレーキは対向ピストンの高速仕様 キャリパーはレッドカラー仕上げ

日産スカイライン400R 主要諸元と主要装備

グレード=400R
価格=7SAT 562万5400円
全長×全幅×全高=4810×1820×1440mm
ホイールベース=2850mm
トレッド=フロント:1530×リア:1560mm
車重=1760kg
エンジン=2997cc・V6DOHC24Vツインターボ(プレミアム仕様)
最高出力=298kW(405ps)/6400rpm
最大トルク=475Nm(48.4kgm)/1600〜5200rpm
WLTCモード燃費=10.0km/リッター(燃料タンク容量80リッター)
(市街地/郊外/高速道路:6.5/10.6/12.5km/リッター)
サスペンション=フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=245/40RF19
駆動方式=FR
乗車定員=5名
最小回転半径=5.6m
主な燃費改善対策:筒内直接燃料噴射/可変バルブタイミング/電動パワーステアリング/充電制御
主要装備:インテリジェントエマージェンシーブレーキ/踏み間違い衝突防止アシスト/ドライブモードセレクター/インテリジェントダイナミックサスペンション(電子制御ダンパー)/ダイレクトアダプティブステアリング/4輪アルミレッドキャリパー対向ピストンブレーキ/水冷式インタークーラー/ターボ回転センサー/電動VTCシステム/ミラーボアコーティングシリンダーブロック/ガンメタ塗装19インチアルミ+ランフラットタイヤ/ATシンクロレブコントロール/LEDヘッドライト/ハイビームアシスト+アクティブAFS/インテリジェントアラウンドビューモニター/パドルシフト/本革巻きステアリング&シフトノブ/インテリジェントクルーズコントロール/インテリジェントペダル(車間距離維持支援システム)/本革スポーツシート/前席電動調節機構/パーソナルドライビングポジションメモリーシステム/後席可倒システム/インテリジェントエアコン/日産コネクトナビゲーションシステム(8インチ&7インチツインモニター)/本アルミフィニッシャ―/前後スポーツバンパー
装着メーカーop=BOSEパフォーマンスサウンドシステム+アンビエントライトシステム22万3300円/電動ガラスサンルーフ12万1000円
ボディカラー=スレートグレー(op4万4000円)
※価格はすべて消費税)込み リサイクル費用は1万1610円
撮影協力/小田急 箱根レイクホテル

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