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「こだわりのエンジン車」ディーゼルの魅力は色あせない! マツダCX-5で実感したスカイアクティブDのGT感覚

Writer:河村康彦 Photo:小久保昭彦

マツダCX-5XDブラックトーンエディション(4WD) 価格:6SAT 359万1500円 試乗記

マツダCXー5・XDブラックトーンエディション(4WD) 最新モデルは2.2リッターディーゼルを200psにパワーアップ 駆動方式はFFと4WDを設定 4WDは「オフロード・トラクションアシスタント」付きの悪路対応型
マツダCXー5・XDブラックトーンエディション(4WD) 最新モデルは2.2リッターディーゼルを200psにパワーアップ 駆動方式はFFと4WDを設定 4WDは「オフロード・トラクションアシスタント」付きの悪路対応型

マツダのスカイアクティブDを革新の存在と考える理由

 マツダの「スカイアクティブD」は、多くのユーザーにディーゼルの魅力を認識させた魅力的なパワーユニットである。
 ひと昔前までのディーゼルは、税制の違いで低く抑えられた燃料代と燃費のよさにより経済的だったものの、ノイズと振動面で弱点があった。しかしスカイアクティブDは、経済性というディーゼルの美点はそのままに、ディーゼルのネガティブ面を払拭。ガソリン車と遜色のない静粛性とスムーズさ、そして、とくに高速道路などでガソリン車以上のパワフルさを実現した。まさに「革新のディーゼル」といっていい。

 中でも、現時点のフラッグシップ、2.2リッターユニットは「圧巻」の動力性能の持ち主。2ステージ式のツインターボという「贅沢」な過給機の助けを借りたそのフィーリングは、低回転域から潤沢なトルクを提供してくれると同時に、エンジン回転数が高まっても、ディーゼルユニットとは思えない滑らかさと伸び感を味わわせてくれる。スペックは200ps/450Nm。その豊かなトルクは、ガソリン車でいえば自然吸気4リッタークラスに匹敵する。

ブラックトーンエディションは各部をスポーティに仕上げた特別仕様 全長×全幅×全高4545×1840×1690mm ディーゼルながら静粛性は全域ハイレベル
2188cc直4DOHC16Vディーゼルターボ 200ps/450Nm 最新型は3000〜4000rpmのパワーの伸びを強調 WLTCモード燃費は16.6km/リッター(4WD)と経済的

CX-5は日本で最もGTカーの適性を持ったSUVである

 試乗車はCX-5。グレードによる違いはあるが、6速MTと6速ATから選べる。ATもいいが、MTに乗ると、魅力的なエンジンの特徴がいっそう鮮明になる。
 1速ギアからのスタートは、アクセルペダルに触れずともすでに十分なトルクが得られるので楽々の印象。街乗りシーンで早めのアップシフトを繰り返すと、1000rpm程度からのアクセル踏み込みで速度のリカバリーが可能というフレキシブルさに驚かされる。

 高速道路での走りは、「王者の風格」すら漂う。クルージングシーンでも即座に十分な過給圧が得られるからだ。〝最も気をつけるべきはオーバースピード〟といいたくなる余裕たっぷりの動力性能に加え、優れた燃費性能がもたらす1タンクで1000kmに迫る航続距離も魅力的。日本のSUVで最も「GTカー的なキャラクター」と表現できる。

 最新モデルは、エンジン制御系がリファインされ、最高出力が従来の190psから200psにアップ。同時に、ドライバーとクルマの一体感がいちだんと高まった。パワフルでスムーズなだけでなく、足回りを含めた完成度は非常に高い。

 ディーゼルエンジンは、欧州メーカーが震源のスキャンダルをきっかけに、全般的にイメージが低下してしまった。けれども、スカイアクティブDに触れると、ディーゼルにはまだまだ多くの価値が秘められていると実感させてくれる。今後もいっそうの磨き込みを期待したい。

室内は上質 ブラックトーンエディションはハニカムブラック/サテンクロームの室内加飾装備 センターディスプレイは8.8インチ標準 写真の10.25インチはop(2万2000円)
シートは合成レザーとグランリュクスのコンビ仕様 快適性&サポート性を高次元で融合 前席は電動調節とヒーター機能付き 乗り心地はしっかりとした感触
メーターは視認性に優れた3連デザイン 速度計は7インチTFT液晶 ヘッドアップディスプレイ標準
ブラックトーンエディションは6速ATのみ 通常グレードは6速MTと6速ATが選べる ATはパドル標準
225/55R19タイヤ+ブラックメタリック塗装アルミ装着 最低地上高は210mm フットワーク優秀

マツダCX-5・XDブラックトーンエディション(4WD) 主要諸元と主要装備

グレード=XDブラックトーンエディション(4WD)
価格=6SAT 359万1500円
全長×全幅×全高=4545×1840×1690mm
ホイールベース=2700mm
最低地上高=210mm
トレッド=フロント:1595×リア:1595mm
車重=1690kg
エンジン=2188cc直4DOHC16Vディーゼルターボ(軽油仕様)
最高出力=147kW(200ps)/4000rpm
最大トルク=450Nm(45.9kgm)/2000rpm
WLTCモード燃費=16.6km/リッター(燃料タンク容量58リッター)
(市街地/郊外/高速道路:13.6/16.6/18.4km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=225/55R19+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.5m
主な燃費改善対策=アイドリングストップ/筒内直接噴射/電子制御燃料噴射/2ステージターボ/コモンレール高圧噴射/4バルブ/センターノズル化/電動パワーステアリング/ロックアップ機構付きトルクコンバーター
ブラックトーンエディション特別装備=グロスブラックカラードドアミラー/ハニカムブラック&サテンクロームメッキインパネ・ドアトリム加飾パネル/サテンクロームメッキ・PW&ドアミラーコントロールスイッチ/合成皮革レッドステッチ入りニーレストパッド&ドアアームレスト/TFTカラー7インチマルチスピードメーター/レッドステッチ入りステアリング&シフトノブ&コンソールリッド/LED室内照明/ブラックメタリック塗装19インチアルミ/グランリュクス&合成皮革シート
主要装備=アドバンストスマートシティブレーキサポート/リアパーキングセンサー/レーダークルーズコントロール/アダプティブLEDヘッドライト/リアフォグランプ/ヘッドランプウォッシャー/レーンキープアシスト&車線逸脱警報/ブラインドスポットモニタリング/交通標識認識システム/360度ビューモニター/オフロードトラクションアシスト/レインセンサーワイパー/リア5面ダークティンテッドガラス/インテリジェントドライブマスター/8.8インチセンターディスプレイ/ヘッドアップディスプレイ/フルオートAC/パワーリフトゲート/電動調節機構付きドライバーズシート/前席シートヒーター/Gベクタリングコントロールプラス/ナチュラルサウンドスムーザー
装着メーカーop=地上デジタルTVチューナー2万2000円/10.25インチセンターディスプレイ2万2000円/ボーズサウンドシステム8万2500円
ボディカラー=マシーングレープレミアムメタリック(op5万5000円)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万2000円

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