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第2世代のSUBARU BRZがついに日本で正式発表。パワーユニットには新設計の2.4リットル水平対向4気筒エンジンを搭載

Writer:大貫直次郎 

SUBARUが「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」へと進化した新型BRZを発売。車種展開は上級グレードの「S」と標準仕様の「R」で構成

 SUBARUは2021年7月29日、市販モデルの新型BRZを正式発表した。

▲SUBARU BRZ S 価格:6MT326万7000円/6AT343万2000円 SUBARUならではの「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を具現化。ボディサイズは全長4265×全幅1775×全高1310mm/ホイールベース2575mm、車重は6MT1270/6AT1290kgに設定。写真のボディカラーはWRブルー・パール

車種展開は以下の通り。
R:6MT308万円/6AT324万5000円
S:6MT326万7000円/6AT343万2000円
なお、初年度の販売計画は500台/月を予定している。

▲SUBARU BRZ R:6MT308万円/6AT324万5000円 ボディサイズは全長4265×全幅1775×全高1310mm/ホイールベース2575mm、車重は6MT1260/6AT1280kgに設定。写真のボディカラーはクリスタルホワイト・パール

 約9年ぶりのフルモデルチェンジで第2世代に移行する新型BRZは、開発に際して初代と同じくトヨタ、さらにTGRと共同で実施。GR86とベースを共有しながらも、それぞれの個性を引き出した“異なる走りの味”を持たせることに注力する。そして、GR86開発陣と切磋琢磨しながら、SUBARUならではの「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を具現化した。

▲パワーユニットにはFA24型2387cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS・筒内直接+ポート燃料噴射D-4Sエンジンを搭載。圧縮比は12.5に設定し、最高出力235ps/7000rpm、最大トルク25.5kg・m/3700rpmを発生する

 パワーユニットには、従来の2リットルから2.4リットル(FA24型2387cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS・筒内直接+ポート燃料噴射D-4S)へと排気量を拡大した新設計エンジンを搭載。圧縮比は12.5に設定し、最高出力235ps/7000rpm、最大トルク25.5kg・m/3700rpmを発生する。組み合わせるトランスミッションには6速MTと6速AT(E-6AT)を設定。AT搭載車ではSPORTモードの制御を進化させ、クルマがスポーツ走行中と判断した際にはドライバーの意思や操作に応じて最適なシフト操作を自動的に行い、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能とした。

▲重心高は従来比で4mm低い456mmに設定。インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によってボディ剛性も引き上げる

 基本骨格に関しては、スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを鋭意取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によってボディを再構築。初代BRZ比でフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%向上させ、ステアリング操作への応答性を高めると同時に、旋回時のトラクション性能をいっそう向上させた。また、ルーフやフード、フロントフェンダーの素材に軽量なアルミ材を採用。エンジン出力や安全性の向上に伴う重量増を抑制するとともに、前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を成し遂げた。一方、懸架機構は改良版の前マクファーソンストラット式/後ダブルウィッシュボーン式で構成し、BRZ独自の専用セッティングを実施。Sグレードには18インチアルミホイール(マットダークグレーメタリック)+215/40R18サイズのミシュラン パイロットスポーツ4タイヤを組み込んで、優れたコントロール性能と応答性を実現する。一方、Rグレードには17インチアルミホイール(スーパーブラックハイラスター)+215/45R17タイヤを採用した。

▲懸架機構は改良版の前マクファーソンストラット式(写真・上)/後ダブルウィッシュボーン式(同・下)で構成し、BRZ独自の専用セッティングを施した
▲フロント、サイド、リア、アンダーボディまでダクトや整流板を効果的に配置して空力性能を高めた

 エクステリアについては、走りへの期待を高める躍動感を持ったスタイリングに仕立てたことがトピック。より低く、よりワイドに設置したヘキサゴングリルで低重心を主張するとともに、グリルから始まり後方へ連なる芯の通った造形で体幹の力強さを表現する。また、絞り込んだキャビンと力強く張り出したフェンダーのダイナミックな抑揚によって、スポーツカーらしい走りへの期待感をルックス面から創出。さらに、サイドシルスポイラーやフロントフェンダー後方に配したエアアウトレットなど、デザインにアクセントをもたらすだけでなく、スポーツカーとしての性能を最大限に引き出す機能性を持ち合わせた空力アイテムを多数盛り込んだ。ボディサイズは全長4265×全幅1775×全高1310mm、ホイールベース2575mmに設定。初代BRZ比で25mm長く、同寸の幅で、10mm低く、ホイールベースが5㎜長いディメンションとする。外板色はイメージカラーのWRブルー・パールのほか、クリスタルホワイト・パール/アイスシルバー・メタリック/マグネタイトグレー・メタリック/クリスタルブラック・シリカ/イグニッションレッド/サファイアブルー・パールという計7色をラインアップした。

▲ルーフやフード、フロントフェンダーの素材に軽量なアルミ材を採用。写真はSグレードで、ボディカラーはイグニッションレッド
▲Sグレードはマットグレーメタリック仕上げの18インチアルミホイールを装着
▲タイヤには215/40R18サイズのミシュラン パイロットスポーツ4を組み込む
▲シンプルな水平基調で構成したインパネとスイッチなど操作系の最適レイアウト、低く設置したメーターバイザーにより、運転に集中でき、かつ広い視界のコクピットを実現。写真はSグレードで、ブランノーブ表皮巻きメーターバイザーおよびショルダーパッドやレザー調表皮巻きドアトリムセンターを配備
▲前席には高いホールド性とフィット感をもたらす新設計のスポーツシートを採用。Sグレードのシート表皮はウルトラスエード/本革(レッドステッチ+レッドアクセント)
▲7インチTFTディスプレイとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーター(BOXERメーター)を装備。写真はAT車

 内包するインテリアは、シンプルな水平基調で構成したインパネとスイッチなど操作系の最適レイアウト、低く設置したメーターバイザーにより、運転に集中でき、かつ広い視界のコクピットを実現。また、計器盤には7インチTFTディスプレイとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーター(BOXERメーター)を装備し、必要な情報をわかりやすく、かつ直感的に認識できるよう表示する。加飾については、Sグレードにブランノーブ表皮巻きメーターバイザーおよびショルダーパッド/レザー調表皮巻きドアトリムセンター/サテン調シルバー加飾ドアミラースイッチ/クロームメッキ加飾付パワーウィンドウスイッチ/ステンレス製サイドシルプレート+アシストパッドを、Rグレードにレザー調表皮巻きメーターバイザーおよびショルダーパッド/ファブリック表皮ドアトリムセンター/ハイグロスブラック加飾ドアミラースイッチ/ハイグロスブラック加飾付パワーウィンドウスイッチを配備した。一方、前席には高いホールド性とフィット感をもたらす新設計のスポーツシートを採用し、疲れにくく運転に集中できる環境を創出。シート表皮はSグレードがウルトラスエード/本革(レッドステッチ+レッドアクセント)、Rグレードがファブリック(レッドステッチ)で仕立てた。

▲絞り込んだキャビンと力強く張り出したフェンダーのダイナミックな抑揚が印象的。トレッドは前1520×後1550mmに設定。写真はRグレードで、ボディカラーはWRブルー・パール
▲Rグレードにはスーパーブラックハイラスター仕上げの17インチアルミホイールを装備
▲Rグレードにはレザー調表皮巻きメーターバイザーおよびショルダーパッドやファブリック表皮ドアトリムセンターを採用する
▲Rグレードのシート表皮はファブリック(レッドステッチ)

 先進・安全運転支援システムとしては、SUBARUの最新のEyeSight(アイサイト)をATモデルに標準で装備。プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールなどの先進機能によって、安心で快適な移動をサポートする仕組みとした。

▲最新のEyeSight(アイサイト)をATモデルに標準で装備する

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