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「最新モデル試乗」4シーターオープンの本命、ソフトトップに変身したBMW4シリーズ・カブリオレがカッコいい!

Writer:西川淳 Photo:小久保昭彦

BMW・M440i・xドライブ・カブリオレ 価格:8SAT 1089万円 試乗記

BMW・M440i・xドライブ・カブリオレ 新型はソフトトップを採用 オープン時は専用リッド内にトップが収納されエレガントなスタイルが楽しめる M440iは電子制御4WD仕様
BMW・M440i・xドライブ・カブリオレ 新型はソフトトップを採用 オープン時は専用リッド内にトップが収納されエレガントなスタイルが楽しめる M440iは電子制御4WD仕様

新型は走行中でも開閉可能。ソフトトップは軽量設計

 4シリーズに予定通りカブリオレが追加された。ニュースはリトラクタブルハードトップ(RHT)をついに諦めて「ソフトトップ」へと回帰したことだ。
 最大の利点は軽量化である。ルーフ開閉システムだけで従来に比べ40%軽くなった。利便性も向上している、以前は18km/h以下でしか開閉操作ができなかったが、新型では50km/hまでなら可能となった。開閉時間も短縮され、約18秒で完了する。

 ソフトトップは専用スペースにきれいに収納される。フルオープン時のスタイリングはスッキリとした印象。ラグジュアリーオープンらしく華やかだ。クローズドの状態での見栄えは激変した。ボディとトップの2トーンコーディネーションはエレガント。しかもトップデザインがロードスター並みに流麗で美しい。このスタイリングは新型の最大のチャーミングポイントである。やはりソフトトップはいい。

 もちろんRHT派にも言い分はあるだろう。例えばクローズド状態で4人乗車を余儀なくされた場合、新型は後席の閉塞感が強い。リアサイドウィンドウが小さめだからだ。クローズド時のセキュリティ効果もRHTにアドバンテージがある。
 もっとも、RHTのメリットはもはやその程度。クローズド時の静粛性や剛性感はソフトトップとなってもRHTに負けず優秀だ。新型のソフトトップは、内側にハードトップが入っているんじゃないか、と思ったほどに頑丈で硬いトップである。

ソフトトップの開閉機構は従来のRHT比で約40%軽い設計
ロアボディはクーペと共通 豊かなフェンダー処理が特徴

珠玉のストレート6。スポーティな乗り味

 日本仕様にのラインアップは2リッター直4ターボ(184ps)を搭載したの420iと、Mパフォーマンスチューンの3リッター直6ターボ(387ps)を積む4WDのM440iの2シリーズ。試乗車はM440iだ。パワートレーンや各種装備類はクーペに準じており、BMWの最新仕様でまとめられている。

 珠玉のストレート6ターボに火を入れ、まずはクローズドで走り出す。大径タイヤの影響か、低速域で路面からのショックをはっきりと感じる。スポーティな乗り味はクーペと同様だ。速度を上げるにつれて硬さは消えていくが、ハードな印象は持続する。ちなみにソフトトップによる風切り音は皆無だった。

 速度を50km/h以下に落としてオープンにした。ウィンドウを上げ、デフレクターを立てておけば風の巻き込みは最小限。快適なドライブを楽しめた。オープン状態では乗り心地が少しだけまろやかになるのも嬉しい。仔細に観察すると、速度を上げていくにつれボディの緩みを感じるが、それも気づくかどうかのレベル。上手にまとめられていた。4シリーズ・カブリオレは、スポーティでエレガントなラグジュアリーオープンの新基準と言っていい。

トップは50km/h以下なら走行中も操作できる 開閉はスムーズそのもの 所用時間は約18秒 クローズド時の耐候性はクーペと同等
トップはフル電動タイプ 開閉スイッチはシフトレバー基部にレイアウト 操作性はハイレベル
インパネは10.25インチ・センターディスプレイと12.3インチの液晶メーターを組み合わせたデジタル仕様 グリップ部の太いスポーツステアリングは正確な操舵フィールを伝える 走りはスポーティ
M440iはヴァーネスカレザーシート標準 前席ヘッドレスト部から温風が吹き出す設計 オープン時の風の巻き込みは適度 乗車定員は4名
トランク容量はオープン時300リッター/クローズド時385リッター 実用性高水準
2997cc直6DOHC24Vターボ 387ps/5800rpm 500Nm/1800~5000rpm Mパフォーマンスチューンの絶品ユニット WLTCモード燃費:10.9km/リッター

BMW・M440i・xドライブ・カブリオレ 主要諸元と主要装備

グレード=M440i xドライブ・クーペ
価格=8SAT 1089万円
全長×全幅×全高=4775×1850×1395mm
ホイールベース=2850mm
トレッド=1580/1590mm
最低地上高=129mm
車重=1880kg
エンジン=2997cc直6 DOHC24Vターボ(プレミアム仕様)
最高出力=285kW(387ps)/5800rpm
最大トルク=500Nm(51.0kgm)/1800-5000rpm
WLTCモード燃費=10.9km/リッター(燃料タンク容量59リッター)
(市街地/郊外/高速道路=7.6/11.2/13.2km/リッター)
サスペンション=前:ストラット/後:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=前225/40R19/後255/35R19+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=4名
最小回転半径=5.7m
●主要燃費改善項目:無段階バルブリフト(バルブトロニック)/筒内直接噴射/吸排気無段階可変バルブタイミング(ダブルVANOS)/充電制御/アイドリングストップ/電動パワーステアリング
●主要装備:ドライビングアシスト・プロフェッショナル(アクティブクルーズコントロール+ステアリング&レーンコントロールアシスト+車線逸脱警告+レーンチェンジウォーニング+アクティブサイドコリジョンプロテクション+前車接近警告+衝突回避・被害軽減ブレーキ+後車衝突警報機能+クロストラフィックウォーニング+高速道路渋滞時ハンズオフアシスト+エマージェンシーストップアシスト+トラフィックサインアシスト)/BMWコネクテッドドライブ・プロフェッショナル/パーキングアシスト・プラス/BMWレーザーライト/パークディスタンスコントロール/リバースアシスト/ランフラットタイヤ/アダプティブMサスペンション/Mスポーツデファレンシャル/大径Mスポーツブレーキ/ドライブパフォーマンスコントロール/バリアブルスポーツステアリング/Mエアロダイナミクスパッケージ/19インチMスポークアルミ/専用デザインエレメント(セリウムグレーMキドニーグリル&ドアミラーキャップ&テールパイプなど)/フルオートマチック・ソフトトップー/コンフォートアクセス/BMWライブコクピット(12.3インチ・メーターパネル+10.25インチ・ワイドコントロールディスプレイ+HDDナビゲーション)/マルチファンクションMレザーステアリング/パーキングベンチレーション/3ゾーンオートAC/ヴァーネスカレザーシート/前席電動調節機構/スルーローディングシステム/アンビエントライト/スピーチコントロール(音声入力システム)/ワイヤレスチャージング/ハーマンカードン・サウンドシステム/ヘッドアップディスプレイ/ジェスチャーコントロール
●ボディカラー:サンレモグリーン(op 10万円)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万9400円

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