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スズキがインドで全面改良したコンパクトカーの新型セレリオを発表

Writer:大貫直次郎 

スズキのインド生産コンパクトカーのセレリオがフルモデルチェンジ。軽量で高剛性の新プラットフォーム「ハーテクト」に1.0Lデュアルジェットエンジンを搭載

 スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)は2021年11月10日、新型コンパクトカーの「セレリオ(CELERIO)」を発表した。

▲新型スズキ・セレリオ 全長3695×全幅1655×全高1555mm ホイールベース2435mm 車重800kg 乗車定員5名 軽量で高剛性な新プラットフォーム「ハーテクト(HEARTECT)」を採用

 セレリオは2008年デビューの「Aスター」(一部輸出市場ではセレリオ、欧州地域などではアルトの車名で販売)の流れを汲むコンパクトカーで、2014年にインドで発売して以来、コンパクトなボディに広い室内と荷室を内包して好評を博す、スズキの主力海外生産モデルである。今回の全面改良は、新たなエンジンとプラットフォームを採用して走行性能および環境性能を向上させるとともに、内外装デザインの刷新や居住空間の拡大などを図って、グローバルコンパクトカーとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴だ。

▲フォルム全体を抑揚のある曲線で構成し、上質かつ躍動感のあるエクステリアに仕上げる

 まず外装では、精悍なデザインのヘッドライトやアグレッシブな造形のフロントグリルを採用することで印象的な表情を創出。また、フォルム全体を抑揚のある曲線で構成し、上質かつ躍動感のあるエクステリアに仕上げる。ボディサイズは全長3695×全幅1655×全高1555mm/ホイールベース2435mmに設定した。

▲スマートフォンと接続可能な7インチタッチパネル式ディスプレイオーディオを装備

 内装については、シートなどのレイアウトを改善することにより足もとの空間を広げ、さらに快適性を向上させつつ十分な荷室容量(VDA方式で313リットル)を確保する。合わせて、スマートフォンと接続可能な7インチタッチパネル式ディスプレイオーディオを組み込んだ。

▲シートなどのレイアウトを改善することにより足もとの空間を拡大

 軽量で高剛性な新プラットフォーム「ハーテクト(HEARTECT)」に搭載するパワートレインは、K10C型998cc直列3気筒DOHCデュアルジェットエンジンで、最高出力は67ps/5500rpm、最大トルクは89Nm/3500rpmを発生。トランスミッションには5速MTのほかに、MTをベースとするクラッチ操作の不要なオートギアシフト(AGS)を用意した。

▲K10C型998cc直列3気筒DOHCデュアルジェットエンジン(67ps/89Nm)を搭載

 なお、新型セレリオの生産は従来と同様にマルチ・スズキ社のマネサール工場で実施し、本年11月よりインド市場で発売。その後、順次中南米や中東、アフリカなどへの輸出を開始する予定である。

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