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GMが革新的な2名乗り自律走行ラグジュアリーEVのコンセプトカーを披露

Writer:大貫直次郎 

GMが未来の個人向け自律走行モビリティのビジョン拡張を提案。ドライビングエクスペリエンスを高めることにフォーカスしたキャデラックブランドの2名乗り自律走行ラグジュアリーEVのコンセプトカー「インナースペース」を公開

 米国GMは2022年1月5日(現地時間)、ラスベガスで開催されたデジタル技術見本市「CES2022」にリモート参加し、キャデラックブランドの2名乗り自律走行ラグジュアリーEVのコンセプトカー「インナースペース(InnerSpace)」を発表した。

▲ドライビングエクスペリエンスを高めることにフォーカスした、未来のパーソナルモビリティの提案形であるEVコンセプトカーの「インナースペース(InnerSpace)」

 GMは、完全自律走行モビリティが可能にするプライベートな時間の増加とともに、ドライビングエクスペリエンスを向上させるために設計した最先端の技術を活用し、ラグジュアリーな環境で移動するだけでなく、乗員の幸福度を高めることを想定した“Cadillac Halo Concept(キャデラック・ヘイロー・コンセプト)”を創出。前回のCES2021では、「パーソナルスペース」と「ソーシャルスペース」を披露している。そのコンセプトの最新作で、新しい方向性を示す2名乗りのパーソナルな自律走行ラグジュアリーEVに仕立てたモデルが、今回公開されたインナースペースというわけだ。

▲インナースペースは前回のCES2021で披露された「パーソナルスペース」と「ソーシャルスペース」に続く、“Cadillac Halo Concept”の新提案モデルに位置する

 エクステリアに関しては、未来的でスポーティなクーペスタイルを具現化したうえで、ルーフとボディ側面の一部に大型パノラマガラスを採用。乗員は、移動中にほとんど遮るものがない景色を満喫できる。また、ドアとルーフが一体で同時に開閉し、合わせてドア開放時にはシートが外側に回転するため、乗員は快適な乗り降りが可能だ。

▲ルーフとボディ側面の一部に大型パノラマガラスを採用。ドアとルーフは一体で同時に開閉する

 内包するインテリアは、没入感のある大型のパノラマSMD LEDディスプレイやソファーのようにくつろげるシートなどで構成。また、AI による生体認証とインターフェースはディスプレイからアクセスでき、さらに「拡張現実エンゲージメント」「エンターテインメント」「ウェルネスリカバリー」のテーマからドライブに適した表示および過ごし方を選択できる。加えて、新ソフトウェアプラットフォームの「アルティファイ(Ultifi)」によって、キャデラックのエンジニアや認定サードパーティーからの新しいテーマおよび機能を無線通信で追加することを可能とした。

▲インテリアは没入感のある大型のパノラマSMD LEDディスプレイやソファーのようにくつろげるシートなどで構成。無線通信を可能とする新ソフトウェアプラットフォームの「アルティファイ」を装備

 機構面については、「アルティウム(Ultium)」プラットフォームのワイヤレスバッテリー管理システムによりバッテリーモジュールを分配配置し、キャビンの広さと静粛性を最適化。また、フロアの薄型化も実施し、スポーツカーのような超低位のシーティングポジションを実現する。さらに、グッドイヤーが専用開発したタイヤには、内部の音波の共鳴を緩和して静かな乗り心地を成し遂げるサウンドコンフォートテクノロジーを採用。合わせて、タイヤのマテリアルには石油由来のオイルに代えて、大豆油ともみ殻を原料としたシリカを主成分とした。タイヤインテリジェンステクノロジーの「グッドイヤーサイトライン」によって空気圧、温度、荷重など、性能に関する重要な情報を乗員に伝える仕組みを導入したことも、機構面の特徴である。

▲「アルティウム」プラットフォームのワイヤレスバッテリー管理システムによりバッテリーモジュールを分配配置し、キャビンの広さと静粛性を最適化。超低位のシーティングポジションも特徴

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