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アルピーヌA110がマイナーチェンジ。特別限定モデルのA110Sアセンションも設定

Writer:大貫直次郎 Photo:山上博也,横田康志朗

アルピーヌがA110の改良モデルを日本発表。車種展開は標準仕様のA110とラグジュアリースポーツ志向のA110GT、高性能バージョンのA110Sで構成。改良版A110の発売記念モデルとなるA110Sアセンションも用意

 アルピーヌ・ジャポンは2022年1月14日、東京オートサロン2022において改良版A110シリーズの高性能バージョンで、30台限定の特別仕様車となるアルピーヌA110Sアセンション(A110S ASCENSION)を発表した。車両価格は1059万円に設定。ボディカラーはブルーアルピーヌM(15台)とオランジュフーM/ノワールプロフォンM(15台)を用意し、2月10日より受注を開始する。

▲アルピーヌA110Sアセンション 価格:7DCT1059万円 全長4230×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1110kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはブルーアルピーヌMで、販売台数は15台限定

 改良版アルピーヌA110の発売記念モデルとして設定されたA110Sアセンションは、パワーユニットにアップデートした1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(最高出力300ps/6300rpm、最大トルク340Nm/2400rpm)を搭載する通常モデルのA110Sをベースに、空力特性を高めるエアロキットや強大なグリップ力を持つセミスリックタイヤ、専用の内装トリムなどを採用して、パフォーマンスをいっそう引き上げたことが特徴である。

▲ミッドシップ配置のパワーユニットにはアップデートした1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(最高出力300ps/6300rpm、最大トルク340Nm/2400rpm)を搭載

 まず外装では、カーボン製のフロントスプリッターとリアスポイラー、エクステンデッドアンダーパネルで構成するエアロキットを組み込み、フロントで60kg、リアで81kgダウンフォース量を増やし、同時に軽量化を果たして、最高速度はA110Sの260km/hから275 km/hにアップ。足もとにはFUCHS製18インチ鍛造アロイホイール(グリチターヌサテン)+前215/40R18/後245/40R18セミスリックタイヤ(ミシュランPILOT SPORT CUP 2)を組み込んで、グリップ性能を向上させた。

▲ルーフはカーボン材で仕立てる
▲カーボン製のリアスポイラーを装備
▲足もとにはグリチターヌサテン塗装のFUCHS製18インチ鍛造アロイホイールとセミスリックタイヤを装着
▲オランジュフーM/ノワールプロフォンMのボディカラーも選択可。販売台数は15台限定

 内装については、アルミ/カーボン/マイクロファイバーでコーディネートしたうえでオレンジステッチを配した専用インテリアを採用。サベルト製軽量モノコックバケットシート(マイクロファイバー)には、ハーネスアダプターとオレンジシートベルトを特別装備した。

▲アルミ/カーボン/マイクロファイバーでコーディネートしたうえでオレンジステッチを配した専用インテリアを採用
▲サベルト製軽量モノコックバケットシートにはハーネスアダプターとオレンジシートベルトを特別装備

 特別仕様車の公開と合わせて、通常モデルのA110のマイナーチェンジも発表する。車種展開は標準仕様のA110とラグジュアリースポーツ志向のA110GT、高性能バージョンのA110Sで構成。従来のA110ピュア(Pure)がシンプルなネーミングのA110に、A110レジェンド(Légende)がA110GTに切り替わり、A110Sは従来を踏襲する。車両価格はA110が811万円、A110GTが893万円、A110Sが897万円に設定。受注は2月10日より開始する。

▲アルピーヌA110S 価格:7DCT897万円 全長4205×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1120kg 乗車定員2名 足回りにはシャシースポールを採用する

 各グレードの特徴を紹介しよう。
 まず高性能バージョンのA110Sは、パワーユニットにアップデートした1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを搭載。最高出力は従来の252psから300ps/6300rpmに、最大トルクは従来の320Nmから340Nm/2400rpmにアップする。トランスミッションには7速DCTをセット。性能面では0→100km/h加速が4.2秒、最高速度が260km/hと公表する。一方、懸架機構にはシャシースポールを採用。スプリングレートは前47N/mm/後90N/mmに強化され、ダンパーもそれに応じてチューニングされる。アンチロールバーの剛性も、前25N/mm/後15N/mmに強化。また、最低地上高は4mmほど低くなり、車両の重心が最適化された。シューズにはツートンまたはブラック仕上げの18インチGT Raceアロイホイールと前215/40R18/後245/40R18サイズのミシュランPilot Sport 4タイヤを装着。制動機構には、ブレンボ製ハイパフォーマンスブレーキおよびオレンジ塗装キャリパーを組み込んだ。
 また、外装にはブラックインサートのフルLEDヘッドランプやオレンジ/カーボンエンブレム、ブラックのALPINEエンブレムおよびフロントフェンダー“A”エンブレム、カーボンルーフなどを標準装備。ボディカラーはブラングラシエ、ブルーアルピーヌM、ブランイリゼMをラインアップする。一方、内装には、マイクロファイバー&レザー表皮のサベルト製軽量モノコックバケットシートやレザー/マイクロファイバーステアリングおよびブラックステアリングセンタートリム、助手席アルミフットレスト、オレンジステッチインテリア、オレンジ/カーボンエンブレム付ドアトリム、マイクロファイバールーフトリムなどを採用した。

▲アルピーヌA110GT 価格:7DCT893万円 全長4205×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1130kg 乗車定員2名 写真のボディカラーは専用色のブルーアビスM

 ラグジュアリースポーツ志向のA110GTは、パワーユニットにA110Sと同仕様の1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(300ps/340Nm)+7速DCTを搭載したうえで、ブレンボ製ハイパフォーマンスブレーキのキャリパーをブラックまたはゴールドまたはレッドに塗装。性能面では0→100km/h加速が4.2秒、最高速度が250km/hと公表する。また、足回りには専用セッティングのアルピーヌシャシーを、シューズにはブラックの18インチGRAND PRIXアロイホイールまたはブラックの18インチLEGENDEアロイホイールと前205/40R18/後235/40R18サイズのミシュランPilot Sport 4タイヤを採用。ボディカラーはブラングラシエ、ブルーアビスM、ブルーアルピーヌMをラインアップした。内装については、ブラックまたはブラウンのレザー表皮サベルト製スポーツシートやブリリアントカーボン/アルミ/レザーインテリア、FOCAL製軽量4スピーカー+軽量サブウーファーなどを専用装備している。

▲アルピーヌA110 価格:7DCT811万円 全長4205×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1110~1120kg 乗車定員2名 シルバーのFUCHS製18インチ鍛造アロイホイールを装着

 標準モデルのA110は、従来と同スペックの最高出力252ps/6000rpm、最大トルク320Nm/2000rpmを発生する1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンに7速DCTのトランスミッションを組み合わせ、性能面では0→100km/h加速が4.5秒、最高速度が250km/hを発揮。また、足回りにはアルピーヌシャシーを、シューズにはブラックの18インチSERACアロイホイールまたはシルバーのFUCHS製18インチ鍛造アロイホイールと前205/40R18/後235/40R18サイズのミシュランPilot Sport 4タイヤを、制動機構にはキャリパーをブラックまたはブルーアルピーヌで塗装したブレンボ製ハイパフォーマンスブレーキを装着する。ボディカラーはブラングラシエとブルーアルピーヌMを設定。内装には、マイクロファイバー&レザー表皮のサベルト製軽量モノコックバケットシートやマットカーボン/アルミ/レザーインテリアを組み込んだ。

 なお、全グレードに標準装備する新アルピーヌマルチメディアシステムは、使いやすさを高めるとともに、Apple CarPlay/Android Autoに対応している。

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