荷台にお風呂を備えたダイハツ・アトレー・デッキバンのカスタムカーが登場

開発コンセプトは世界最小の「4LDK」。キャンプはもちろん、テレワークの移動オフィスや災害時の基地としても活用できるダイハツ・アトレー・デッキバン・キャンパーVer.がオートサロンに見参

 ダイハツは2022年1月14日、東京オートサロン2022において、昨年12月に全面改良したアトレーをベースとするカスタムカーのアトレー・デッキバン・キャンパーVer.を発表した。

▲ルーフ部にポップアップ式のテント、荷台部にバスタブを配したダイハツ・アトレー・デッキバン・キャンパーVer. キャンプはもちろん、テレワークの移動オフィスや災害時の基地としても活用できる
▲ルーフ部にポップアップ式のテント、荷台部にバスタブを配したダイハツ・アトレー・デッキバン・キャンパーVer. キャンプはもちろん、テレワークの移動オフィスや災害時の基地としても活用できる

 開発コンセプトは移動する世界最小の「4LDK」の創出。運転スペース(前席)、荷物のスペース(後席)、就寝スペース(ルーフテント)、お風呂スペース(荷台)の4区画を、軽自動車=Kを使って具現化する。ルーフ部にはポップアップ式のGIWORKS製ルーフテントとGIWORKS製ルーフラック、TUFREQ製ルーフベースキャリアなどを配備。荷台部はあおりを高めたうえでお風呂を設置し、さらにオリジナルロールバーやリバーシブルタイプの荷台マットを装備する。バスタブは取り外しが可能で、外せば通常モデルと同様に荷台として使用可能だ。そして、サイド部にはロトパックス製ストレージパック付きのサイドスライドドアウィンドウパネルをセットして、収納スペースを効果的に増やしている。

▲サイド部にはロトパックス製ストレージパック付きのサイドスライドドアウィンドウパネルを配備
▲サイド部にはロトパックス製ストレージパック付きのサイドスライドドアウィンドウパネルを配備

 外観の存在感を高めたことも、アトレー・デッキバン・キャンパーVer.のトピックだ。トニコオレンジメタリックとブラックを基調としたボディのカラーリングおよびラッピングに、専用フロントバンパー/グリル(ドライビングランプ付)やオリジナルのヘッドランプガード、ルミレッズ製LEDイエローバルブ(フォグランプ用)、ルームマウントLEDバー、D-SPORT製スポーツマフラーカッターなどを装備。足もとには、オリジナルリフトアップサスペンションとレイズ製15インチアルミホイール+TOYO TIREオープンカントリーR/Tタイヤを組み込む。一方で内装には、純正アクセサリーのシートカバーセットやインテリアパネルセット(オレンジ)、オールウェザーマットを装着していた。

▲お風呂を設置するために荷台のあおりをアップ。厚さを増したオリジナルロールバーも装備する
▲お風呂を設置するために荷台のあおりをアップ。厚さを増したオリジナルロールバーも装備する
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