ロータスの最終ミッドシップエンジン・スポーツカー「エミーラ」のファーストエディションが日本初上陸

ロータスの新世代スポーツカー・シリーズ「エミーラ」のファーストエディションがオートサロンにて日本初披露。日本での2022年分販売の割り当ては「瞬間蒸発」

 ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイ株式会社は2022年1月14日、東京オートサロンにおいてロータスの新世代スポーツカー・シリーズ「エミーラ」のファーストエディションとなる「エミーラV6ファーストエディション(EMIRA V6 FIRST EDITION)」を公開した。現在、同車の展示モデルは1台しかなく、今回は1週間ほど前にアメリカから運ばれてきたばかり。そして、東京オートサロンの終了後には早々にオーストラリアへと送られるそうだ。

▲ロータス・エミーラV6ファーストエディション 昨年10月29日に1353万円~の車両価格で日本での予約受注を開始したが、200台ほどの2022年分の割り当ては「瞬間蒸発」したという
▲ロータス・エミーラV6ファーストエディション 昨年10月29日に1353万円~の車両価格で日本での予約受注を開始したが、200台ほどの2022年分の割り当ては「瞬間蒸発」したという

 ロータスの最終ミッドシップエンジン・スポーツカーの初販限定モデルであるエミーラV6ファーストエディションは、パワーユニットに3456cc・V型6気筒DOHC・VVT-iスーパーチャージャーエンジン(最高出力405ps/6800rpm、最大トルクMT420Nm/2700~6700rpm、AT430Nm/2700~6700rpm)を搭載。トランスミッションは6MTを標準、パドルシフト付6ATをオプションで組み合わせる。また、専用の“EMIRA V6 FIRST EDITION”バッジと4つのオプションパック(ローワーブラックパック、ロータスドライバーズパック、コンビニエンスパック、ロータスデザインパック)を特別装備したうえで、内外装や機構面に様々な選択肢を用意した。足もとには、20インチ超軽量Vスポーク鍛造アロイホイール(ダイヤモンドカット)+前245/35 R20/後295/30 R20タイヤを装着。一方、ブレーキキャリパーはブラックが標準で、レッド/イエロー/シルバーをノーコスト・オプションで設定している。

▲ミッドシップ配置のパワーユニットには3456cc・V型6気筒DOHC・VVT-iスーパーチャージャーエンジン(405ps)を搭載
▲ミッドシップ配置のパワーユニットには3456cc・V型6気筒DOHC・VVT-iスーパーチャージャーエンジン(405ps)を搭載
▲ボディサイズは全長4413×全幅1895×全高1226mm/ホイールベース2575mm、車両重量は1405kgに設定する
▲ボディサイズは全長4413×全幅1895×全高1226mm/ホイールベース2575mm、車両重量は1405kgに設定する
▲足もとには20インチ超軽量Vスポーク鍛造アロイホイール+前245/35 R20/後295/30 R20タイヤを装着
▲足もとには20インチ超軽量Vスポーク鍛造アロイホイール+前245/35 R20/後295/30 R20タイヤを装着

 エミーラV6ファーストエディションは、1353万円~の車両価格で昨年10月29日に日本での予約受注を開始したが、エルシーアイの高橋一穂社長によると200台ほどの2022年分の割り当ては「瞬間蒸発」したという。次のエミーラの日本向けの割り当ては、本年後半から年末に確定するとのこと。なお、本国でのエミーラの生産開始は今春以降を予定している。

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