モーガン3ホイーラーの後継モデルが本年2月24日にワールドプレミア

モーガンが3ホイーラーの新型モデルを本年2月24日に初公開すると予告。モーガンの新しいデザイン言語を市販モデルで初採用

 英国モーガン モーター カンパニーは2022年1月26日(現地時間)、3ホイーラーの後継を担う新型3輪モデル(all-new three-wheeled model)を本年2月24日に初公開すると発表した。

▲モーガンが3ホイーラーの新型モデルを本年2月24日に初公開するとアナウンス。先行公開されたティザー画像には3モデルが写っており、2シーターの右ハンドルと左ハンドルに、多様なフロントカウルなどを装備していることが見て取れる
▲モーガンが3ホイーラーの新型モデルを本年2月24日に初公開するとアナウンス。先行公開されたティザー画像には3モデルが写っており、2シーターの右ハンドルと左ハンドルに、多様なフロントカウルなどを装備していることが見て取れる

 モーガンの原点的なモデルである3ホイーラーは、Vツインエンジンを搭載した初代モデルが1911~1939年、フォード製サイドバルブエンジンを搭載した通称Fシリーズが1932~1952年に製造され、2011年にはハーレーダビッドソンのVツインエンジンをベースとしたS&S製2リットルV型2気筒OHVユニットに、マツダ製の5速MTを組み合わせたパワートレインを搭載する新型3ホイーラーが登場し、2021年8月まで生産される。2021年中には、次世代3輪モデルのプロトタイプのテスト走行風景や、デザインスケッチなどを披露。そして今回、新世代の3輪モデルの公開をアナウンスすることとなった。

▲昨年に公開されたプロトタイプのテスト走行風景。パワーユニットにはフォード製の1.5リットル3気筒エンジンを搭載する見込み
▲昨年に公開されたプロトタイプのテスト走行風景。パワーユニットにはフォード製の1.5リットル3気筒エンジンを搭載する見込み

 モーガンは新型3輪モデルの特徴を、「“Aero 8”シリーズ以来となるモーガンの新しいデザイン言語を導入し、さらに大幅に進歩したエンジニアリングを採用。オプションアイテムやアクセサリーなども豊富に用意する」と解説。パワーユニットには、フォード製の1.5リットル3気筒エンジンを搭載する見込みだ。先行公開されたティザー画像には3モデルが写っており、2シーターの右ハンドルと左ハンドルに、多様なフロントカウルやシートなどを配備していることが確認できる。2名乗車のカットから判断すると、室内スペースも従来の3ホイーラーより広がっているようだ。

▲昨年に公開されたデザインスケッチ。モーガンの新しいデザイン言語を導入して内外装を仕立てたという
▲昨年に公開されたデザインスケッチ。モーガンの新しいデザイン言語を導入して内外装を仕立てたという

 果たして、モーガンの新型3輪モデルがどのようなスタイリングで、また如何なるエンジニアリングを採用して現れるのか――。正式発表が今から待ち遠しい。

SNSでフォローする