人気フレンチコンパクトSUVのプジョー2008にディーゼルエンジン車を追加

プジョーがコンパクトSUVモデルの2008に1.5Lディーゼルターボエンジン車を新設定。合わせて全モデルのオートマチックセレクターをトグルタイプに刷新

 Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年3月2日、プジョー・ブランドのコンパクトSUVの 2008にディーゼルエンジン車を追加設定し、同日より発売した。

▲プジョー2008 GT Pack BlueHDi(特別仕様車) 価格:8SAT421万5000円 全長4305×全幅1770×全高1550mm ホイールベース2610mm 車重1350㎏ 乗車定員5名
▲プジョー2008 GT Pack BlueHDi(特別仕様車) 価格:8SAT421万5000円 全長4305×全幅1770×全高1550mm ホイールベース2610mm 車重1350㎏ 乗車定員5名

2008シリーズ全体の車種展開は以下の通り
■SUV 2008
2008 Allure:324万9000円
2008 GT:367万円
2008 GT BlueHDi:390万円
2008 GT Pack BlueHDi(特別仕様車):421万5000円

▲“DV5”型1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンは最高出力130ps(96kW)/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpmを発生
▲“DV5”型1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンは最高出力130ps(96kW)/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpmを発生

 新搭載のディーゼルエンジンは、2009年開催のル・マン24時間を制覇したプジョー908HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション低減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの技術を組み込んだ最新の“DV5”型1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボユニットで、最高出力は130ps(96kW)/3750rpm、最大トルクは300Nm/1750rpmを発生。トランスミッションにはEAT8(電子制御8速AT)を組み合わせ、燃費性能はWLTCモードで20.8km/リットルを達成した。

▲コクピットには視覚ゾーン/操作ゾーン/ボディゾーンに役割を分けたうえで、新世代バージョンの3次元表示となった3D i-Cockpitを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲コクピットには視覚ゾーン/操作ゾーン/ボディゾーンに役割を分けたうえで、新世代バージョンの3次元表示となった3D i-Cockpitを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 また、ディーゼルエンジン車のデビューエディションとして、特別仕様車の「GT Pack BlueHDi」を設定。2008初のナッパレザーシート(ブラック)や運転席電動シート&アクティブランバーサポート、パノラミックサンルーフなどを標準で装備している。

▲全モデルのオートマチックセレクターを指先だけで操作できるトグルタイプに変更
▲全モデルのオートマチックセレクターを指先だけで操作できるトグルタイプに変更

 一方、ディーゼルエンジン車の追加設定と合わせて、ガソリンエンジン車を含めた全モデルのオートマチックセレクターを、指先だけで操作できるトグルタイプに刷新する。よりストレスフリーな操作性を実現するとともに、センターコンソールにおける収納スペースの改善を図った。

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