トヨタ・ハイエースが一部改良で安全性能を向上

日本が誇るキャブオーバー型トランスポーター&ワゴンのトヨタ・ハイエースがパーキングサポートブレーキを全車に標準装備。ディーゼルエンジン車の燃費も向上

 トヨタ自動車は2022年4月13日、ハイエース(バン/ワゴン/コミューター)の一部改良を行い、同日より発売した。車両価格は239万2100円~419万600円に設定する。

▲トヨタ・ハイエース バン スーパーGL 標準ボディ・標準ルーフ・2.8Lディーゼル車・2WD 価格:6AT375万5500円 全長4695×全幅1695×全高1980mm ホイールベース2570mm 車重1770kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費12.4km/リットル
▲トヨタ・ハイエース バン スーパーGL 標準ボディ・標準ルーフ・2.8Lディーゼル車・2WD 価格:6AT375万5500円 全長4695×全幅1695×全高1980mm ホイールベース2570mm 車重1770kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費12.4km/リットル
▲トヨタ・ハイエース ワゴンGL ロング ワイドボディ・ミドルルーフ・2.7Lガソリン車・2WD 価格:6AT318万9700円 全長4840×全幅1880×全高2105mm ホイールベース2570mm 車重1970kg 乗車定員10名 WLTCモード燃費8.8km/リットル
▲トヨタ・ハイエース ワゴンGL ロング ワイドボディ・ミドルルーフ・2.7Lガソリン車・2WD 価格:6AT318万9700円 全長4840×全幅1880×全高2105mm ホイールベース2570mm 車重1970kg 乗車定員10名 WLTCモード燃費8.8km/リットル
▲トヨタ・ハイエース コミューターDX スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ・2.8Lディーゼル車・2WD 価格:6AT373万5600円 全長5380×全幅1880×全高2285mm ホイールベース3110mm 車重2220kg 乗車定員14名 WLTCモード燃費11.6km/リットル
▲トヨタ・ハイエース コミューターDX スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ・2.8Lディーゼル車・2WD 価格:6AT373万5600円 全長5380×全幅1880×全高2285mm ホイールベース3110mm 車重2220kg 乗車定員14名 WLTCモード燃費11.6km/リットル

 今回の一部改良は、安全機能の拡充がメインテーマだ。
 まず、全モデルにパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を標準装備。これにより、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制した。

▲全モデルにパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を標準装備
▲全モデルにパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を標準装備

 機構面では、1GD-FTV型2754cc直列4気筒コモンレール式直噴インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(最高出力151ps/3600rpm、最大トルク30.6kg・m/1000~3400rpm)のフリクション低減などを実施し、燃費性能を向上。この結果、「平成27年度燃費基準+15%達成」と合わせ、エコカー減税の対象車となった。なお、2機種のガソリンユニット、1TR-FE型1998cc直列4気筒Dual VVT-iエンジン(136ps/18.6kg・m)および2TR-FE型2693cc直列4気筒Dual VVT-iエンジン(160ps/24.8kg・m)は、基本的に従来を踏襲している。

▲GD-FTV型2754cc直列4気筒コモンレール式直噴インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(151ps/30.6kg・m)はフリクションの低減などを実施して燃費性能を向上させる
▲GD-FTV型2754cc直列4気筒コモンレール式直噴インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(151ps/30.6kg・m)はフリクションの低減などを実施して燃費性能を向上させる

 外装については、バンのスーパーGLとワゴンのGLに標準装備のフロントフォグランプをLED化。照射性のアップとともに見た目の質感を高めた。

▲バンのスーパーGL(写真)とワゴンのGLに標準装備のフロントフォグランプをLED化する
▲バンのスーパーGL(写真)とワゴンのGLに標準装備のフロントフォグランプをLED化する

 なお、ハイエースのウェルキャブならびにTECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。

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