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新型フェアレディZの車両価格が発表! 合わせて主要諸元や主要装備も公開

Writer:大貫直次郎 

日産が新型フェアレディZの車両価格を524万1500円~696万6300円に設定するとアナウンス。主要諸元や主要装備の詳細も公開。発売は当初の6月下旬から今夏に変更

 日産自動車は2022年4月25日、新型フェアレディZの車両価格を発表。同時に、主要諸元や主要装備、ボディカラーの設定といった詳細を公開した。

▲日産フェアレディZ バージョンST(MT) 価格:6MT646万2500円 全長4380×全幅1845×全高1315mm ホイールベース2550mm トレッド前1555×後1565mm 車量1590kg 乗車定員2名 WLTCモード燃費9.5km/リットル

車両価格は以下の通り。
■VR30DDTTエンジン+6MT搭載車
フェアレディZ:524万1500円
フェアレディZ バージョンS:606万3200円
フェアレディZ バージョンST:646万2500円
フェアレディZ プロトスペック:696万6300円
■VR30DDTTエンジン+9AT搭載車
フェアレディZ:524万1500円
フェアレディZ バージョンT:568万7000円
フェアレディZ バージョンST:646万2500円
フェアレディZ プロトスペック:696万6300円
なお、発売は当初、6月下旬を予定していたが、半導体などパーツの供給不足の影響から今夏に変更している。

▲伝統と最新技術の融合から生まれた美しいスタイリングを創出。写真のボディカラーは新規開発専用色のイカズチイエロー3P/スーパーブラック 2トーン

 新型フェアレディZ(RZ34型)の特徴を、公開された主要諸元や主要装備などと合わせて、改めて紹介していこう。
 まずエクステリアは、伝統と最新技術の融合から生まれた美しいスタイリングを創出。ロングノーズ・ショートデッキや低重心のリアスタンスなど、初代フェアレディZ(S30型)をはじめとする歴代フェアレディZへのオマージュを込めたプロポーションを基調に、エアロダイナミクスはもちろん、冷熱システム、衝突安全など数々の最新テクノロジーを投入して、誰もがフェアレディZらしいと感じる、モダンで洗練されたスタイリングを構築する。各部のアレンジにもこだわり、初代フェアレディZを彷彿とさせるシグネチャーLEDポジションランプや刀の質感を再現したルーフフィニッシャー、美しいファストバックを実現する薄型アルミ製バックドア、Z32型をイメージした2重リング発光のLEDリアコンビネーションランプなどを採用。ナンバープレート台座の軽量化のための型抜きやリアサイドの反射板などにZロゴを隠して配置し、遊び心とZに対する愛情を表現したこともトピックだ。

▲初代フェアレディZを彷彿とさせるシグネチャーLEDポジションランプを装備

 ボディサイズは全長4380×全幅1845×全高1315mm、ホイールベース2550mm、トレッド前1565×後1595(前後9J×18アルミホイール+245/45R18 96Wタイヤ装着車)/前1555×後1565(前レイズ製9.5J×19鍛造アルミホイール+255/40R19 96Wタイヤ/後レイズ製10J×19鍛造アルミホイール+275/35R19 96Wタイヤ装着車)mm、最低地上高120mm、車両重量は6MT1570~1590/9AT1600~1620kgに設定。ボディカラーは新規開発専用色のイカズチイエロー3P/スーパーブラック 2トーン、セイランブルー3PM/スーパーブラック 2トーンのほか、カーマインレッドCM/スーパーブラック 2トーン、ステルスグレーP/スーパーブラック 2トーン、ブリリアントシルバーM/スーパーブラック 2トーン、プリズムホワイト3P/スーパーブラック 2トーン、バーガンディーPM、ダークメタルグレーM、ミッドナイトブラックMという計9タイプをラインアップしている。

▲ボディカラーは計9タイプを設定。写真は新規開発専用色のセイランブルー3PM/スーパーブラック 2トーン
▲カーマインレッドCM/スーパーブラック 2トーン
▲ステルスグレーP/スーパーブラック 2トーン
▲ブリリアントシルバーM/スーパーブラック 2トーン
▲プリズムホワイト3P/スーパーブラック 2トーン
▲バーガンディーPM
▲ダークメタルグレーM
▲ミッドナイトブラックM

 2シーターで構成したインテリアは、フェアレディZならではのアレンジを継承したモダンで機能的なデザインに仕立てる。センタークラスターは、初代のS30型をオマージュした3連サブメーター(右からブースト計、ターボ回転計、電圧計)とエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインを現代的な技法で再構築。様々な情報を表示する9インチワイドディスプレイも、きれいに組み込む。一方、計器盤にはドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードを設定したアドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3 インチカラーディスプレイ)を採用。表示は通常のメーターデザインのノーマルモード、ナビゲーションやオーディオ画面を大きく表示できるエンハンスモード、センターにタコメーターを配置するスポーツモードが選択できる。スポーツモードではレーシングカーと同様、インジケーターがエンジン回転数に応じて緑から黄、赤へと順に点灯。エンジン最大回転数に達してタコメーターの針が一番上にくると、シフトアップインジケーターが点滅し、ドライバーに最適なシフトアップのタイミングを知らせる仕組みだ。
 シートについては、NISMOがレースシーンで培ったノウハウを活かして新設計したスポーツタイプを装備。身体の接触面積を広く取り、素材を厳選することで上半身のぶれを抑制し、強い横Gがかかる走りのシーンでもしっかり姿勢を維持する一方で、タイト感を減少してロングドライブでの快適性を実現する。表皮はSTおよびTに本革・スエード調ファブリックコンビを、Sと標準仕様にファブリックを採用した。インテリアカラーはシックなブラックと鮮やかなレッドを設定。プレミアムサウンドと走行時の高揚感を演出する専用チューニングのBOSE サウンドシステムも組み込んでいる。

▲グリップ部の操作性のよさに加えてスイッチ類の見やすさにも配慮したディープコーン形状の新ステアリングホイールを装備。写真の内装色はブラック
▲内装色にはレッドも設定。センター部には様々な情報を表示する9インチワイドディスプレイを配備
▲ドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードを設定したアドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3 インチカラーディスプレイ)を採用。写真はスポーツモードの表示
▲初代のS30型をオマージュした3連サブメーター(右からブースト計、ターボ回転計、電圧計)を装着
▲NISMOがレースシーンで培ったノウハウを活かして新設計したスポーツシートを装備。STには本革・スエード調ファブリックコンビの表皮を採用

 パワーユニット関しては、ボア×ストロークを86.0×86.0mmに設定し、小径ツインターボや水冷式インタークーラー、電動VVTシステム、リサーキュレーションバルブを組み込んだ新開発のVR30DDTT 型2997ccV型6気筒DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載。最高出力は405ps/6400rpm、最大トルクは48.4kg・m/1600~5600rpmを発生する。組み合わせるトランスミッションには、大トルクのVR30DDTTエンジンに対応するためにクラッチディスクとギアトレインを強化し、合わせて新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更を実施した進化版の6速MTと、幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現した新開発のパドルシフト付フルレンジ電子制御9速AT(9M-ATx)を設定。燃費性能はWLTCモードでMTモデルが9.5km/リットル、ATモデルが10.2km/リットルを実現した。一方、シャシーは前ダブルウィッシュボーン式/後マルチリンク式で構成し、フロントハイキャスターサスペンションや高応答のモノチューブダンパーなどを組み込む。また、STおよびSは駆動系にメカニカルLSD(リミテッドスリップデフ)を、制動系に4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(前4ポッド/後2ポッド)を配備した。

▲新開発のVR30DDTT 型2997ccV型6気筒DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載。最高出力は405ps/6400rpm、最大トルクは48.4kg・m/1600~5600rpmを発生
▲クラッチディスクとギアトレインを強化し、合わせて新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更を実施した進化版の6速MTを設定
▲幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現した新開発のパドルシフト付フルレンジ電子制御9速AT(9M-ATx)を採用

 先進運転支援技術の拡充にも抜かりはない。インテリジェントクルーズコントロールをはじめ、インテリジェントエマージェンシーブレーキやインテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、LDW(車線逸脱警報)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、ハイビームアシストなどを標準で採用している。

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