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一部改良を実施するGRスープラの概要が発表。RZグレードに6速MTの設定を予告

Writer:大貫直次郎 

TOYOTA GAZOO Racingが今夏に商談受付を開始予定の改良版GRスープラの概要をアナウンス。運動性能を進化させるとともに、RZグレードに6速MTを採用

 トヨタ自動車傘下のTOYOTA GAZOO Racingは2022年4月28日、本年夏頃より商談受付を開始し、秋頃からデリバリーを実施する予定の改良版GRスープラの概要を発表した。

▲GRスープラが一部改良を実施。本年夏頃より商談受付を開始し、秋頃からデリバリーを実施する予定。写真はRZグレード(欧州仕様)のプロトタイプ

 今回の改良は、シャシー性能をいっそう熟成させることで運動性能に磨きをかけ、さらにB58型2997㏄直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジンを搭載するRZグレードに6速MTを新設定したことが特徴である。

▲AVSの制御の見直しやショックアブソーバーの減衰特性の再チューニングによりロールバランスと乗り心地の向上を果たす

 まずシャシー面では、AVS(Adaptive Variable Suspension)の制御の見直しやショックアブソーバーの減衰特性の再チューニングにより、ロールバランスと乗り心地を向上。また、スタビライザーブッシュの特性を変更して、操舵初期の応答性をより高める。さらに、シャシー制御系のAVS、EPS(Electric Power Steering)、VSC(Vehicle Stability Control)の設定を見直して、操舵フィーリングや限界域でのコントロール性をいっそう高めた。

▲シャシー制御系のAVS、EPS、VSCの設定を変更して操舵フィーリングや限界域でのコントロール性をいっそう高めた

 次にトランスミッションでは、ハイパワーエンジンを操る楽しさを追求した6速MTを新たに開発し、RZグレードに搭載する。新6速MTは、コンピュータがドライバーのクラッチやシフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御する「iMT」を採用。シフト操作時に自動ブリッピングし、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちの良いスポーツ走行を具現化する。また、マニュアルトランスミッション専用の室内サウンドチューニングを行い、加速時の独特の盛り上がりを創出。シフトノブをどの方向からも握りやすく操作のしやすい球体形状で仕上げ、合わせてノブのトップにGRロゴを配してスポーティなイメージを演出したこともトピックだ。シフトパターンは左上にリバースを配した、GRヤリスやGR86などと同様のレイアウトで構成している。

▲RZグレードに6速MTを新設定。新MTはコンピュータがドライバーのクラッチやシフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御する「iMT」を採用
▲オルガン式のアクセルペダルと吊り下げ式のブレーキおよびクラッチペダルを配備

 内外装の一部仕様変更を実施したことも、改良モデルも訴求点だ。外装ではRZグレードに新意匠の19インチ鍛造アルミホイールを装備。GRヤリスやGR86と統一性を持たせつつ、スポーク形状や断面形状を見直すことにより軽量化(1本あたり1.2kg減)と高剛性化を両立し、合わせて塗装にプレミアムチタンダークシルバーを新採用して、性能と機能美の向上を果たした。また、外板色として全グレードにボルカニックアッシュグレーメタリックとドーンブルーメタリックを設定し、さらにRZグレードには台数限定で新規色のマットアバランチホワイトメタリックを採用している。

▲RZグレードには新規外板色のマットアバランチホワイトメタリックを台数限定で設定
▲リアに配するSupraロゴをレッドで仕立てる
▲RZグレードに新意匠の19インチ鍛造アルミホイールを装着

 一方、内装ではRZグレードにタンカラーを新たにオプションで用意。また、RZグレードおよびB48型1998cc直列4気筒DOHCツインスクロールターボエンジンを搭載するSZ-Rグレードに配するJBLプレミアムサウンドシステムのサウンドチューニングを最適化し、音質をいっそう向上させた。

▲RZグレードにタンカラー内装を新たにオプションで用意する

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