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[人生に一度は乗りたい]走る芸術品。スーパースポーツ&レジェンドモデルの感動世界

Writer:河村康彦+西川淳+森口将之 Photo:小久保昭彦+山上博也+Ferrari+Lamborghini

フェラーリ/ランボルギーニ/ホンダNSX/シボレー・コルベット/ロータス/モーガン/ケータハムの魅力

フェラーリ296GTB 価格:8DCT 3678万円 2.9リッターV6ターボ+モーターの新世代HV システム出力は830ps 写真はアセット・フィオラノパッケージ
フェラーリ296GTB 価格:8DCT 3678万円 2.9リッターV6ターボ+モーターの新世代HV システム出力は830ps 写真はアセット・フィオラノパッケージ

ステアリングを通して栄光の伝統が我が物に

Ferrari  

スポーツカーの最高峰、プランシングホース

 ステアリングのセンターにある黄色地に黒い跳ね馬(プランシングホース)の紋章を見つめてドライブすれば、栄光に満ちたブランド史の一部になった気がする。フェラーリを駆ることはいつもそれくらい誇らしい。最新のV6ハイブリッドから、主力のV8ミッドシップ、そして究極の12気筒まで、どのモデルでもいい。手に入れること自体が、夢の実現である。120回ローンを組んででも買ったほうがいい唯一のブランドといえる。人生と価値観が変わる。(西川淳)

購入ガイド:1000万円前後で入手可能なフェラーリは1990年代の348系。手はかかるが魅力たっぷり

最新296は1980年代に人気を集めた328GTB(写真)の末裔 328はいま乗っても新鮮な存在
ランボルギーニ・ウラカンEVO・RWDスパイダー 価格:7DCT 2919万3599円 絶品の自然吸気5.2リッターV10(610hp)搭載 全身スーパーカー

Lamborghini ロードカー

非日常をわが物にする喜び。スーパーイタリアン

 ランボルギーニのイメージはカウンタックに代表される。最新のウラカンもアヴェンタドールも、SUVのウルスでさえそのデザインエッセンスはカウンタックに収束する。カウンタックとは、言い換えれば非日常の象徴だ。だからランボルギーニに乗るということは、周囲からの視線を痛いほど浴びるということである。自己を確立したドライバーでなければ、乗りこなせない。パフォーマンスはいまや超一級。一瞬で周囲を置き去りにする存在だ。(西川淳)

購入ガイド:一世代前のガヤルドは1000万円前後の中古車も存在。夢を現実にするのも不可能ではない

1971年に誕生したカウンタックがランボルギーニのアイデンティティを決定した
ホンダNSXは2022年いっぱいで生産が終了 2ndモデルは3モーターHVシステムで高性能と環境性能をバランス スーパースポーツの未来を提示

HONDA NSX

和製スーパーカー、スーパースポーツ改革者

 フェラーリに匹敵するスーパーカーを日本から生み出したい。その想いに、当時世界最強F1エンジン・サプライヤーのホンダが応えた。1990年に誕生した1stモデルは、高回転型エンジンで高性能を追求。同時に排気量を適度に抑え、アルミボディで軽量化を実現した。その開発思想は、快適性の高さとともに時代の一歩先をいっていた。ハイブリッド化を通じて環境性能を高めた2ndモデルも先進性が際立っている。逸品である。(森口将之)

購入ガイド:NSXは1stモデルでも古さを感じない。日本車の到達点として入手する価値がある。価格は600万円以上

1st・NSXは軽量オールアルミボディ採用 写真はオープントップのタイプT
シボレー・コルベット・クーペ3LT 価格:8DCT 1500万円 C8はMRに大変身 日本仕様は右ハンドル 6.2リッターV8(502ps)搭載 日本仕様は右ハンドル

CHEVROLET コルベット

Theアメリカンマッスル。大排気量V8の世界

 コルベットは半世紀以上の歴史を誇るアメリカンヒーロー。中でもC1からC3までのクラシックモデルは、周囲10m以内をアメリカ色に染め上げる。それほど強烈なオーラの持ち主だ。2000年代のC6以降は、世界を目指した。とくに最新のミッドシップC8は、イタリアンスーパーカーのお株を奪う性能を手に入れている。FRコルベットを狙うなら、断然C6のZ06だろう。マニュアルで楽しむビッグブロック7ℓは、まさに強烈だ。(西川淳)

購入ガイド:歴代コルベットはGT性能も高水準。通常ユースも快適。FRモデルは意外にリーズナブル

旧型まではロングノーズのFRがコルベットの伝統 写真はC7グランスポーツ
ロータス・エリーゼ・ヘリテージエディション(新車時価格:6MT 789万5250円) 2019年に発売された限定車 エンジンはトヨタ製1.8リッタースーパーチャージャー(220ps)

LOTUS エリーゼ

傑作MRピュアスポーツ、意のままに操る

 1995年発表のエリーゼは、アルミ合金を接着剤を使って組み上げるという航空業界譲りの手法でライトウェイトを達成。目の覚めるような身のこなしを堪能させてくれた。極端に低いシート、アルミむき出しのインテリアも、非日常を感じさせる。多くのライバルがエリーゼを超えようと挑戦したが、結局達成できないでいる。エリーゼは、クラスリーダーカーのまま2021年に生産を終了。今後も傑作として語り継がれるに違いない。(森口将之)

購入ガイド:エリーゼは惜しまれつつ生産を終了。中古車価格は高値安定。低年式車でも300万円オーバー

エリーゼは独自設計で軽量・高剛性を実現 世界屈指のハンドリングマシン
モーガン・プラスシックス・ツーリング 価格:8SAT 1518万円 新世代はアルミ製プラットフォーム採用 パワーユニットはBMW製 ただし伝統の味わいは濃厚

MORGAN

トラディショナルの重み。Theブリティッシュ

 モーガンは80年以上にわたり、鉄製のはしご形フレームの上に木骨を組み上げる基本構造を守ってきた。しかし近年モデルチェンジ。アルミ製プラットフォームを導入し、サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンに一新した。新型は乗り心地や直進安定性が大幅に向上した。それでも、長いノーズをコーナーに導き、後輪に近い場所に座って旋回を堪能するフットワークは昔のまま。何を守り、何を変えればいいかを熟知している。(森口将之)

購入ガイド:伝統とクラフツマンシップが味わえる超個性派。残念ながら中古車流通はほとんどない

モーガンは80年以上にわたり同一モデルを生産 トラディショナルな魅力を守った
ケータハム170S(写真は160S) 価格:5MT 577万5000円 170Sはケータハム最軽量(440kg) スズキ製658cc直3ターボ(85ps)を搭載 0〜100km/h加速6.3秒

CATERHAM セブン

ネイキッド2シーター、タイムレススポーツ

 1957年発表のロータス・セブンの製造権を譲り受け、ケータハムが作り続けているセブンは、プリミティブなスタイリングやコクピットを受け継ぎながら、絶え間ない改良を施してきた。それを象徴するのが、スズキ製の658ccエンジンの搭載だろう。パワーは100psに満たないが、車重は440kgだから加速は強烈。手足の動きがそのままクルマの挙動に変換されるかのような身のこなしは、スポーツカーの原点にして究極といえる。(森口将之)

購入ガイド:セブンはスポーツカーの究極。走りはバイク感覚。長く所有するユーザーが多く、中古車は少ない

走りに不要な快適装備を省いたスパルタン仕様 170Sは軽自動車規格に収まる

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