三菱自動車の新型軽EV「eKクロス EV」が6月16日に発売。発表からの受注は月販目標の4倍となる約3400台を記録

三菱自動車が軽クロスオーバーEVモデルの「eKクロス EV」を6月16日より販売。5月20日発表からの予約受注は約3400台を達成。ボディカラーの1番人気はナチュラルアイボリーメタリック

 三菱自動車は2022年6月13日、軽規格の電気自動車「eKクロス EV」を6月16日より販売すると発表。合わせて、5月20日発表からの受注状況を公表した。

eKクロス EVの車種展開は以下の通り。
G:239万8000円
P:293万2600円

▲三菱eKクロス EV・P 価格:293万2600円 全長3395×全幅1475×全高1655(ルーフレール装着車1670)mm ホイールベース2495mm 車重1080kg 乗車定員4名 最小回転半径4.8m 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは3番人気のミストブルーパール/カッパーメタリック 2トーン
▲三菱eKクロス EV・P 価格:293万2600円 全長3395×全幅1475×全高1655(ルーフレール装着車1670)mm ホイールベース2495mm 車重1080kg 乗車定員4名 最小回転半径4.8m 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは3番人気のミストブルーパール/カッパーメタリック 2トーン

 軽乗用車タイプの電気自動車となるeKクロス EVは、三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVで商品企画を手がけた新しい軽EVで、同日に発表された日産サクラと基本コンポーネントを共用する。パワーユニットは、最高出力47kW/2302~1万455rpm、最大トルク195Nm/0~2302rpmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータをフロントに、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池をフロア下に配備して前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで180km、交流電力消費率は124Wh/kmを成し遂げた。
 生産は2車ともに岡山県倉敷市に居を構える三菱自動車の水島製作所で実施。一方、日産自動車がサクラをデイズやルークスとは別展開の独立したシリーズとしてラインアップしたのに対し、三菱自動車はeKクロス・シリーズの1モデルに据えている。

▲三菱eKクロス EV・G 価格:239万8000円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1060kg 乗車定員4名 最小回転半径4.8m 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは1番人気のナチュラルアイボリーメタリック
▲三菱eKクロス EV・G 価格:239万8000円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1060kg 乗車定員4名 最小回転半径4.8m 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは1番人気のナチュラルアイボリーメタリック

 受注状況を見ていこう。
 5月20日発表からの予約受注は、月販目標850台の4倍となる約3400台を達成。グレードの内訳は、最上位モデルのPが57%、標準仕様のGが43%という構成となる。
 一方、主要メーカーオプション装着率は、Pグレードで先進安全快適パッケージが86%、プレミアムインテリアパッケージが29%、ルーフレールが23%を、Gグレードで寒冷地パッケージが63%、先進安全パッケージが29%、アクティブパッケージが10%を記録。全体として、先進安全装備に対する注目度が高い結果となった。

▲Pグレードでは先進安全快適パッケージの装着率が受注の86%を占める
▲Pグレードでは先進安全快適パッケージの装着率が受注の86%を占める

 ボディカラーの内訳は、全10タイプのうち、ナチュラルアイボリーメタリックが18%と1番人気。以降はホワイトパール/ブラックマイカが16%、ミストブルーパール/カッパーメタリックとミストブルーパールが12%と続いている。

▲ボディカラーの受注は全10タイプのうちナチュラルアイボリーメタリックが18%、ホワイトパール/ブラックマイカが16%、ミストブルーパール/カッパーメタリックが12%を占める
▲ボディカラーの受注は全10タイプのうちナチュラルアイボリーメタリックが18%、ホワイトパール/ブラックマイカが16%、ミストブルーパール/カッパーメタリックが12%を占める
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