横浜ゴム 乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」の国内での本格販売を開始

 横浜ゴム(株)は、2018年11月から一部地域で試行販売を行っていた乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」を日本国内で2020年1月9日より本格販売を開始すると発表した。

1a.jpg▲BluEarth-4S AW21 225/55R19 99V~175/65R14 82Tの19サイズ

オールシーズンタイヤは、ドライ・ウェット路面から雪道まで四季を通じて様々な路面状況に対応し※2気温に左右されない走行が可能。一年を通じて使用できるため、突然の降雪時にも対応できるほか、シーズン毎のタイヤ交換が不要になるため利便性が向上する。また、使用しないタイヤの保管場所を確保する必要がないこともメリットの1つだ。

※2 深雪や凍結した路面ではスタッドレスタイヤの装着を推奨。

2a.jpg▲オールシーズンタイヤとして様々な技術が投入されている

「BluEarth-4S AW21」は優れた雪上性能とウェット性能を両立するとともに、ドライ性能および耐摩耗性能を確保している。センター部から左右斜め方向に広がるV字ダイバージェントグルーブの方向性パターンを取り入れることでウェット路面での排水性を高めているほか、交差するクロスグルーブが雪上性能に貢献する。

また、接地面積の確保に有効な幅広トレッドや大型ショルダーブロックによってドライ路面でのパフォーマンスが向上し、操縦安定性を高めた。コンパウンドには、シリカを配合しウェット性能を向上させているほか、末端変性ポリマー※3の配合により雪上性能およびウェット性能を向上させている。

また、サイドウォールには国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」※4が打刻されており、チェーン規制時でも走行可能※5なタイヤとして認められている。

※2 深雪や凍結した路面ではスタッドレスタイヤの装着を推奨。
※3 ポリマー(コンパウンドの母体となるゴム)の分子鎖末端部に、シリカ分散性を向上させる原子団を有する特殊ポリマー。
※4 スノーフレークマークは、欧州で冬用タイヤとして認証されたマーク。
※5 冬用タイヤ規制もしくは普通タイヤチェーン規制の場合は走行可能ですが、全車チェーン規制の場合は、いかなるタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)もチェーン装着が必要。

同商品は東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月23日~11月4日(一般公開は10月25日~)に開催されている「第46回東京モーターショー2019」の横浜ゴムブースで展示されている。

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