日本ミシュランタイヤ、ウェットブレーキ性能と快適性を両立させた低燃費タイヤ 「MICHELIN ENERGY SAVER 4」発売

 ミシュランは、ミシュラン エナジーシリーズの新製品として、ウェットブレーキング性能と快適性を向上させた低燃費タイヤ「MICHELIN ENERGYSAVER 4」を2020年2月1日より発売する。サイズは13インチから16インチの計23サイズ、価格はオープンとなる。

m1.jpg▲MICHELIN ENERGYSAVER 4

 本シリーズは、1993年の低燃費タイヤ「グリーンタイヤ」の発売以来、消費者ニーズに対応しながら進化し続けてきた。当製品は「MICHELIN ENERGY SAVER+」の後継製品で、「新縦溝構造」「新採用アンダートレッドラバー」「新配合コンパウンド」などにより安全性、経済性、居住性を高い次元で両立し、すべてのユーザーにより快適なドライビング環境を提供する。従来品と比較し雨天時のブレーキ性能は5.5%向上、ラベリング制度では転がり抵抗性能:AA〜A、ウェットグリップ性能:b〜cを実現した。

 開発は国内で行われ、生産はアジアの工場が担当。日本、香港、台湾で販売されるアジア特化型のニューモデルとして、とくに静粛性とウエットグリップを重視している。

 ミシュランはタイヤに求められる性能の一部を伸ばすのではなく、すべての性能を水準以上のパフォーマンスを備え、それらが調和しているタイヤ作りを追及している。本製品は、燃費性能はもちろんユーザーの使用環境に求められるすべての性能を安全性、経済性そして快適性というさまざまな機能の向上を目指し、すべてのユーザーが安心してモビリティライフが送れることを目的に開発された低燃費タイヤだ。

m2.jpg▲新品時のウェットブレーキング性能5.5%向上(従来品:MICHELIN ENERGY SAVER+比)

※1 [試験条件] ○タイヤサイズ:195/65R15 95H ○空気圧:230kPa ○荷重:Front895 kg、Rear 896 kg ○試験車両排気量:1197 cc ○駆動方式:前輪駆動 ○前輪駆動 ABS使用 ○試験方法:実車制動距離測定(80-20 Km/h)不完全停止試験による ○試験路面:アスファルト ○水深:1.0 mm +/- 0.5 mmの範囲○試験場:GKNドライブライン

m3.jpg▲パターンノイズ、ロードノイズ比較 チャート※2

※2[試験条件] ○タイヤサイズ:195/65R15 95H ○空気圧:230kPa ○試験車両排気量:1197 cc○駆動方式:前輪駆動 ○速度:50 Km/h ○路面:スムーズアスファルト路面 ○試験場:日本自動車研究所 城里テストセンター

※1、※2および※3について
・タイヤの表示に関する公正競争規的に定められた試験方法で試験を行っています。
・試験詳細条件についてはタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。
・試験結果はあくまでもテスト値であり、運転の仕方によって異なります。

m4.jpg▲新縦溝構造

縦溝幅の最適化によりパターンノイズを低減

m6.jpg▲新採用アンダートレッドラバー

新たなアンダートレッドラバーを採用することでロードノイズ低減と低転がり抵抗を両立

m5.jpg▲新開発コンパウンド

低燃費性能とウェットブレーキング性能の両立を高次元のバランスで実現させた新配合コンパウンド

m7.jpg▼MICHELIN Total Performance

「ミシュラン・トータル・パフォーマンス」は、安全性、快適性、省燃費性能、そしてこれらの性能を持続させるための耐久性など、タイヤにはたくさんの性能が求められる。そこでミシュランは、あるひとつの性能に秀でたものをつくるのではなく、すべての性能を追求する道を選び、どの性能も水準以上のパフォーマンスを備え、かつ、それぞれが調和していることを目指す。

SNSでフォローする