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10型ディスプレイ搭載のストラーダ最新ナビ

Writer:石田 功 Photo:南條良明

見やすく、使いやすい大画面ナビ

_YNP7279微調整HP用.jpg▲ストラーダCN―FIX10BD ブルーレイディスクの再生に対応 ディスプレイはフローティング構造でドライバーに近い位置に設定されている

 専用の取り付けパネルなどは不要で、多くのクルマに大画面ナビの搭載を可能に──ディスプレイ部分をフローティング構造にしたパナソニック・ストラーダ・ダイナビッグ・シリーズは、高い人気を得ている。11月に発売予定の新製品は、従来の9型画面が10型に拡大された。

 10型ディスプレイを搭載した新機種の名称はFIXプレミアム10。このシリーズの最上位モデルが、ブルーレイ・ディスク・ドライブが再生できるCN―FIX10BD(DVD再生機は末尾が10D)。最新機種を装備したトヨタ・プリウスに試乗した。

_YNP7282HP用.jpg▲ダイナビッグ・スイングディスプレイは左右の角度調整がそれぞれ15度/前後の角度調整が約マイナス20度〜60度の範囲で対応 パナソニックは徹底した試乗テストを通じて耐振性を高めている

 画面は10型に拡大されているが、モニター部全体のサイズ(外寸)は9型と同じ。ディスプレイ部分の拡大は、画面周囲の縁どりを狭くする技術で達成した。

 2DINスペースに大画面ナビが装着できるのだから、人気が出るのは当然だ。装着対応車種は、400以上。今後、調査が進むにつれてさらに増える可能性がある。

 パナソニックの独自性は、再生メディアにもある。市販ナビで唯一、ブルーレイ・ディスクの再生に対応。自宅のAV再生機器がブルーレイに対応すると、DVDしか再生できないカーナビは物足りなく感じる。そしてブルーレイの高画質は、画面が大きいほど魅力的。F1Xプレミアム10はHD画質のモニターを搭載しているので、より高精細な画質が楽しめる。こうした点も人気の理由だ。

_YNP7310HP用.jpg▲スマートフォンとの連携機能は充実 スマホ内にストックしてある動画や音楽をストラーダの画面とオーディオ機能を通じて視聴できる 写真はスマホ内の動画をナビ画面に映しているところ(ミラーリング機能) Android Auto/NaviCon/DriveP@ssなどが利用できる 対話式の音声認識機能を使ってナビの目的地設定などもできる

 オーディオ部はSDメモリーカードやUSBメモリーに保存したハイレゾ音源が再生できる。今回、新規開発の内蔵アンプを投入し、質の高いサウンドが楽しめる。

 実際にクルマに乗って、CN―F1X10BDを目の前ににすると、画面の大きさが際立っている。画面がパネル面から飛び出している効果で、より近く、大きく見える。そして画面に簡単にタッチでき、操作性がいい。ナビの操作ボタンが大きいから、誤操作の心配はほとんどない。

_YNP7326HPHP用.jpg▲方面看板の表示はローマ字が併記 実際に走行中に見かける看板を徹底的にリアルに再現 約1万2300交差点に対応

 F1Xプレミアム10は画面にスイング機構を装備し、運転席から見やすい角度に調整できる。斜めからの視認性も高いのだが、ドライバーに正対する位置に調整した画面が見られるのは便利だ。なお、ディスプレイの取り付け時に前後の奥行き調整が可能。

 大画面ナビは、太陽光などが反射して見えづらくなる場合がある。AGAR低反射フィルムを使ったエアレス構造のHDブリリアントブラックビジョンを採用したCN―F1X10BDは、反射が少ない。これも驚きだった。直射日光が当たっても、画面はくっきりと明瞭に見えた。

 ナビに求められる安全・安心運転サポート機能は充実している。道路標識情報を画面上にポップアップ表示して注意をうながし、同時に音声でもガイドする。新機種は逆走検知警告の検知個所が増え、新たに都市高速道路にも対応した。ETC2.0車載器と組み合わせると、光ビーコンの道路情報を活用した円滑なドライブができる。

_YNP7335HP用.jpg▲渋滞を回避するための社会実験が行われていることを表示 ETC2.0車載器が収集したデータを活用している

 人気の高いドライブレコーダーは、2カメラタイプのCA―DR03TDをオプションで設定。前後両方向の映像が記録できて安心。

 取材時に同乗した担当編集者は「これだけディスプレイが大きくて、表示が綺麗なナビは初めて」と感動していた。大画面で画面位置の調整ができ、安全運転機能を搭載した魅力的なモデルだ。

_YNP7296HP用.jpg

_YNP7307HP用.jpg▲ナビ連携型の前後2カメラモデル(型番はCA-DR03TD、op)。映像はナビのモニターで再生でき、画面の一部に録画地点の地図データが表示できる。ナビを使って走行中でもワンタッチで後方のカメラ映像に切り替えられ、リバース連動で後方の映像が確認できる。カメラはF値1.4の高性能タイプ。暗い場所でも映像は明瞭。駐車中は振動に反応して自動的に録画する。LED信号対策済み。画角は水平117度、垂直63度。価格はオープン。2019年11月発売予定。前後カメラのサイズは幅×高さ×奥行き36×63×42㎜/本体サイズは同70×22×100㎜

※次ページでスペックを紹介

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